特許
J-GLOBAL ID:200903045233910154

画像合成システムにおいて見えないウィンドウ・エッジを生成する方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 山川 政樹
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-150727
公開番号(公開出願番号):特開平11-003414
出願日: 1997年06月09日
公開日(公表日): 1999年01月06日
要約:
【要約】【課題】 カラー・バッキングの外部またはその上の不要な領域をウィンドウを使用してマスキングする際に、ウィンドウ・エッジがバッキングと接合する可視の接合線を形成する。それを見えなくする。【解決手段】 ウィンドウ・エッジでバッキング・レベル制御信号を均一にして割り当てられたウィンドウ制御レベルと一致させるバッキング補正値を求め、水平および垂直線形補間方法によって、主体に影響を及ぼさずにこの可視の接合線を見えなくする。
請求項(抜粋):
左右の非線形性と上下の非線形性とのうちの少なくとも1つによって不均一に照明されたカラー・バッキングの前の主体を含む前景シーンと背景シーンとを合成するシステムで、ウィンドウがカラー・バッキングの外部またはカラー・バッキング上の不要な領域をマスキングするために用いられ、1つまたは複数のウィンドウ・エッジがウィンドウ・エッジとバッキングとの接合箇所に目に見える接合線を形成するときに、ウィンドウ・エッジでバッキング・レベル制御信号を均一にし、割り当てられたウィンドウ信号レベルに一致させるバッキング補正値を求める水平および垂直線形補間方法によって、主体に影響を与えることなく前記接合線を見えなする方法において、a)バッキング上の第1の基準点を選択し、そのRGBレベルをRGB基準レベルとして記憶するステップと、b)カラー・バッキング領域に入る第1の走査線上の第1の画素のRGBレベルを前記RGB基準信号と比較し、それらの差を前記第1の画素のRGB補正値として記憶するステップと、c)カラー・バッキング領域を横切る前記第1の走査線上の最後の画素のRGBレベルを前記RGB基準レベルと比較し、それらの差を前記最後の画素のRGB補正値として記憶するステップと、d)前記第1の画素と前記最後の画素について求めた前記補正値の間の線形補間によって前記第1の走査線上の他のすべての画素のRGB補正値を求め、前記補正値を記憶するステップと、e)カラー・バッキングを横断するそれ以降の各走査線についてステップb、c、およびdを繰り返し、それによってバッキング領域上のすべての画素の第1の組の補正値を求めるステップと、f)前記第1の組の補正値を前景シーンRGB信号に加えて前記バッキングの垂直方向の不均一性を補正するステップと、g)第2の基準点を選択し、そのRGBレベルを垂直補間のための第2のRGB基準レベルとして記憶するステップと、h)カラー・バッキング領域に入る第1の走査線上の第1の画素のRGBレベルを前記第2のRGB基準レベルと比較し、それらの差を前記第1の画素の第2の補正値として記憶するステップと、i)カラー・バッキング領域に入る最後の走査線の第1の画素のRGBレベルを前記第2のRGB基準レベルと比較し、それらの差を前記最後の走査線上の前記第1の画素の第2の補正値として記憶するステップと、j)前記第1の走査線上と前記最後の走査線上の前記第1の画素の間の画素の列内の他のすべての画素のRGB補正値を、前記2つの第1の画素の記憶補正値間の線形補間によって求め、前記補正値をメモリに記憶するステップと、k)第1と最後の走査線上の以降の各画素についてステップh、i、およびjを繰り返し、それによってウィンドウに囲まれた領域の第2の組の補正値を求めるステップと、l)前記第2の組の補正値を前景シーンRGB信号に加えてバッキングの水平方向の不均一性を補正するステップと、m)前記補正されたバッキングの輝度および可視度に比例した背景シーン・レベル制御信号を生成するステップと、n)ウィンドウ・エッジにおける前記背景シーン・レベル制御信号をウィンドウ・レベル制御信号として割り当て、それによってウィンドウ・エッジと前記バッキングとの間に見えない接合線を生成するステップとを含む方法。
IPC (3件):
G06T 1/00 ,  H04N 5/272 ,  H04N 9/75
FI (4件):
G06F 15/66 450 ,  H04N 5/272 ,  H04N 9/75 ,  G06F 15/66 310
引用特許:
審査官引用 (26件)
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