特許
J-GLOBAL ID:200903045284634828

動力伝達系における油圧式クラッチの制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 笹島 富二雄
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-246109
公開番号(公開出願番号):特開2000-074101
出願日: 1998年08月31日
公開日(公表日): 2000年03月07日
要約:
【要約】【課題】 トルクコンバータのロックアップを解除せずに、ショックを低減しつつ油圧式クラッチを接続できるようにする。【解決手段】 油圧式クラッチの接続動作中(S1)であって、車速vが所定速度v0 未満(S2)、或いは、所定速度v0 以上、ロックアップ状態かつ入出力軸の回転速度差の絶対値|Ne -Ni |が所定値N0 以上(S2〜S4)であれば、クラッチを接続したときにショックが発生すると判定する。そして、油圧式クラッチのアクチュエータ部に作動油を供給するクラッチ電磁弁を所定周波数NでON/OFF制御し、油圧式クラッチのアクチュエータ部に供給される作動油の圧力が徐々に上昇するようにする(S5)。このようにすると、油圧式クラッチはいわゆる半クラッチ状態となり、ショックが低減される。
請求項(抜粋):
動力伝達系に介装され、アクチュエータ部に供給される作動油により接続動作が行われる油圧式クラッチと、該油圧式クラッチが接続動作を開始したか否かを検出する動作検出手段と、前記油圧式クラッチの入力軸回転速度を検出する入力回転速度検出手段と、当該油圧式クラッチの出力軸回転速度を検出する出力回転速度検出手段と、前記動作検出手段により油圧式クラッチの接続動作が検出されたときに、入力回転速度検出手段により検出された入力軸回転速度、及び、出力回転速度検出手段により検出された出力軸回転速度に基づいて、油圧式クラッチを接続したときにショックが発生するか否かを判定するショック判定手段と、該ショック判定手段によりショックが発生すると判定されたときに、油圧式クラッチのアクチュエータ部に供給される作動油の圧力上昇を遅延させる圧力上昇遅延手段と、を含んで構成されたことを特徴とする動力伝達系における油圧式クラッチの制御装置。
Fターム (15件):
3J057AA04 ,  3J057BB04 ,  3J057EE10 ,  3J057GA47 ,  3J057GB02 ,  3J057GB13 ,  3J057GB14 ,  3J057GB22 ,  3J057GB36 ,  3J057GB40 ,  3J057GC12 ,  3J057GD02 ,  3J057GE08 ,  3J057HH01 ,  3J057JJ01
引用特許:
審査官引用 (11件)
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