特許
J-GLOBAL ID:200903045290881020

誘導電動機の制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 吉田 研二 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-037926
公開番号(公開出願番号):特開2000-236700
出願日: 1999年02月16日
公開日(公表日): 2000年08月29日
要約:
【要約】【課題】 巻線切替用マグネットの接点の熔着および誘導電動機内部の残誘起電圧により巻線切替え後に電流制御が正しく行なわれない不具合を発生させることなく巻線切替時間を短縮する。【解決手段】 巻線切替指令に従い、電流指令切替信号を出力する。励磁電流指令切替器21およびトルク電流指令切替器22は、前記電流指令切替信号に従いそれぞれの電流指令を零に設定する。励磁電流idおよびトルク電流iqは、フィードバック制御されid=0、iq=0となる。巻線切替制御器12は、励磁電流検出値およびトルク電流検出値が零となったとき電圧遮断ON信号を出力する。前記電圧指令遮断器13は、電圧遮断指令に基づき誘導電動機への通電を遮断する。前記巻線切替制御器12は電圧遮断指令出力後、電圧遮断OFF信号を出力する。前記電圧遮断指令に基づき前記電圧指令遮断器13が誘導電動機への通電を開始する。
請求項(抜粋):
直流電流から変換された三相交流電流によって駆動される誘導電動機の制御装置であって、トルク指令と磁束密度指令の二相指令を前記誘導電動機の1次電流を制御するための三相電圧指令に変換し、前記誘導電動機の三相の1次電流検出値をトルク電流検出値と励磁電流検出値の二相の検出値に変換し、フィードバック制御を行う巻線切替可能な誘導電動機の制御装置において、前記磁束密度指令に基づき励磁電流指令値を算出する励磁電流指令演算手段と、前記励磁電流指令と前記励磁電流検出値に基づき励磁電流誤差を算出し、該励磁電流誤差に基づき、励磁電流と同相の励磁電流同相電圧指令を算出するd軸電圧指令算出手段と、前記トルク指令と前記磁束密度指令に基づきトルク電流指令を算出するトルク電流指令発生手段と、前記トルク電流指令と前記トルク電流検出値に基づきトルク電流誤差を算出し、該トルク電流誤差に基づき、トルク電流と同相のトルク電流同相電圧指令を算出するq軸電圧指令算出手段と、二次抵抗値と前記トルク電流指令および前記磁束密度指令とに基づきすべり角周波数を算出するすべり角周波数算出手段と、前記すべり角周波数と実際の誘導電動機の回転角周波数に基づき角周波数指令を算出する角周波数指令算出手段と、前記励磁電流同相電圧指令および前記トルク電流同相電圧指令と、前記角周波数指令とに基づき誘導電動機に印加する三相電圧指令を算出する三相電圧指令発生手段と、前記誘導電動機の巻線切替指令に基づき前記励磁電流指令を零とする手段と、前記誘導電動機の巻線切替指令に基づき前記トルク電流指令を零とする手段と、前記トルク電流と前記励磁電流に基づき電圧指令を遮断する電圧指令遮断手段と、を有することを特徴とする誘導電動機の制御装置。
Fターム (22件):
5H576AA17 ,  5H576BB07 ,  5H576BB10 ,  5H576CC04 ,  5H576DD02 ,  5H576DD04 ,  5H576EE01 ,  5H576EE27 ,  5H576GG02 ,  5H576GG04 ,  5H576GG10 ,  5H576JJ05 ,  5H576JJ06 ,  5H576JJ20 ,  5H576JJ23 ,  5H576JJ24 ,  5H576JJ26 ,  5H576JJ28 ,  5H576LL07 ,  5H576LL22 ,  5H576LL30 ,  5H576LL41
引用特許:
出願人引用 (7件)
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審査官引用 (7件)
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