特許
J-GLOBAL ID:200903045371911765

IPパケット通信網におけるルータ、同ルータの輻輳制御方法及びプログラム

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 高橋 詔男 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2001-115446
公開番号(公開出願番号):特開2002-314592
出願日: 2001年04月13日
公開日(公表日): 2002年10月25日
要約:
【要約】【課題】 IPパケット通信ネットワークにおいて、ルータが輻輳を制御する際に、コネクション型のTCP データ通信のサービス品質を大きく落とさずに通信を継続できるようにする。【解決手段】 初期状態は「適度な輻輳又は輻輳なし」モード300 となり、通常の動作を行う。キューサイズがb に達すると「新規TCP コネクションを抑制」モード301 に移行し、ポートへのTCP パケットのうち既にTCP コネクションが確立し通信中のTCP パケットのみをキューに挿入し、新規TCP コネクション要求は破棄する。TCP 以外のトラフィック量が多い場合や、TCP 転送がなかなか終わらずに転送レートが上げられると、キューサイズが増加しd に達すると「TCP windowsize 制御」モード302 に移行する。このモードで輻輳要因がなければ、TCP コネクションは終了に向かいトラフィック量が減少し、キューサイズが小さくなり、a を下回ればモード300 へ移行する。
請求項(抜粋):
TCP パケット用キューと、前記TCP パケット用キューに保持されるキューサイズが第1のサイズのとき、キューにパケットを挿入する通常の動作を行う第1のモードと、前記キューサイズが前記第1のサイズより大きい第2のサイズのとき、既にTCP コネクションが確立し通信中のTCPパケットのみをキューに挿入し、新規TCP コネクションを抑制する第2のモードと、前記キューサイズが前記第2のサイズより大きい第3のサイズのとき、TCP コネクションを抑制すると共にTCP 転送速度を抑える第3のモードとを選択的に行う制御手段とを設けたことを特徴とするIPパケット通信網におけるルータ。
Fターム (10件):
5K030GA13 ,  5K030HA08 ,  5K030HB18 ,  5K030HD03 ,  5K030LC03 ,  5K030LC06 ,  5K030LC11 ,  5K030LE17 ,  5K030MA13 ,  5K030MB15
引用特許:
審査官引用 (4件)
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