特許
J-GLOBAL ID:200903045571714735

インナーレールの抜け外れ防止機能を有するスライドレール

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 矢野 寿一郎
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2001-352239
公開番号(公開出願番号):特開2003-144256
出願日: 2001年11月16日
公開日(公表日): 2003年05月20日
要約:
【要約】【課題】 インナーレールが支持される限度幅いっぱいの手前の位置でその引き出しの動きを係止させ、インナーレールがアウターレールから抜け外れるのを防ぎ、その係止のときの衝突により加わる力を分散させる。【解決手段】 インナーレール7の引き出し方向と反対側となる後端寄りの内側面個所に、略菱枠形状又は略楕円枠形状を有する枠部9xの上端及び下端の直前個所の2個所に段部9dが形成され、枠部の後端にインナーレールの内側面に装着される装着部9aを有し、枠部の前部に手前方向に移動自在な状態で前記内側面に支持される支持部9gを有する係止部材9を、該係止部材の手前側から手前方向に引く操作ができるように備えてインナーレールを大きく引き出したときに係止部材9の段部9dがアウターレール5に設けた突起8cに当たってインナーレールの抜け方向の移動が係止され、また、その係止が解除できるようにした。
請求項(抜粋):
断面形状が略C形状を有するアウターレールと、このアウターレール内の上部及び下部にボールベアリングを配置させるボールリテーナと、上下のボールベアリングに支持されて該アウターレールの内部に滑動自在に装着されるインナーレールとが組み付けられて、アウターレール内からインナーレールを手前方向に引き出すことが自在なスライドレールにおいて、前記インナーレールの引き出し方向と反対側となる後端寄りの内側面個所に、上端及び下端の直前個所の2個所に段部が形成された略菱枠形状又は略楕円枠形状を有する枠部を有し、該枠部の後端に前記インナーレールの内側面に装着される装着部を有し、該枠部の前部に手前方向に移動自在な状態で前記内側面に支持される支持部を有してなる係止部材が、該係止部材の手前側の位置から手前方向に引く操作ができるように備えられており、係止部材が手前方向に引かれていない状態でインナーレールを手前方向に引き出すと、前記段部がアウターレールの前部の内側面に設けられている2個所の突起に同時に衝突することによりインナーレールの抜け外れが防止され、係止部材を指先で手前方向に引くと、該係止部材の前記形状がその素材が保有する弾性力に抗する変形に伴って前記段部が互いに近接する方向に後退することにより、前記突起に対する係止が解除されて、インナーレールの抜き外しが自在となり、係止部材を手前方向に引いていた指先が離れると、変形していた係止部材の前記形状が、前記弾性力により元の形状に復帰するように構成されてなることを特徴とするインナーレールの抜け外れ防止機能を有するスライドレール。
IPC (2件):
A47B 88/16 ,  A47B 88/10
FI (2件):
A47B 88/16 E ,  A47B 88/10 A
Fターム (9件):
3B060NB04 ,  3B060NC01 ,  3B060ND01 ,  3B060NE05 ,  3B060NE06 ,  3B060PA01 ,  3B060PA02 ,  3B060PB05 ,  3B060PB07
引用特許:
出願人引用 (6件)
  • 特開平3-170108
  • スライドレール
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2000-094793   出願人:日本アキュライド株式会社
  • スライドレール
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平10-225216   出願人:日本アキュライド株式会社
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