特許
J-GLOBAL ID:200903045698362498
衝撃吸収式ステアリング装置
発明者:
,
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
根本 進
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-307134
公開番号(公開出願番号):特開平10-129505
出願日: 1996年11月01日
公開日(公表日): 1998年05月19日
要約:
【要約】【課題】衝撃吸収初期にドライバーに作用する荷重を低減できる衝撃吸収式ステアリング装置を提供する。【解決手段】車体とステアリングコラムの一方は、両者の衝撃作用時の相対移動により、車体にステアリングコラムを支持させるブラケットと同行移動し、他方は衝撃吸収部材の一端側に連結される。その相対移動に伴いブラケットの第1押し付け部11j と第2押し付け部11k を、衝撃吸収部材の第2の部分63b に押し付け、衝撃吸収部材を塑性変形させる。そのブラケットの第3押し付け部11m は衝撃吸収部材の第4の部分63d に、前記相対移動により、第1押し付け部11j が第2の部分63b に押し付けられる前に押し付けられる。さらに、その第1押し付け部11j が第2の部分63b に押し付けられる前に、衝撃吸収部材の第1の部分63aと第2の部分63b との境界部に対して、第2の部分63b と第3の部分63c の境界部が他端側に変位される。
請求項(抜粋):
車体にブラケットを介して支持されるステアリングコラムと、衝撃作用時の車体に対するステアリングコラムの相対移動に伴い塑性変形する衝撃吸収部材とを備え、そのブラケットは、車体とステアリングコラムとの一方に前記相対移動時に同行移動するように連結され、その衝撃吸収部材の一端側は、車体とステアリングコラムとの他方に前記相対移動時に同行移動するように連結され、その衝撃吸収部材は、一端から他端に向かって前記相対移動方向に沿って延びる第1の部分と、この第1の部分から前記相対移動方向に交差する方向に沿って延びる第2の部分と、この第2の部分から他端に向かって前記相対移動方向に沿って延びる第3の部分とを有し、そのブラケットに、その第2の部分に衝撃吸収部材の一端側において対向する第1押し付け部と、その第2の部分に衝撃吸収部材の他端側において対向する第2押し付け部と、その第3の部分が前記相対移動方向と交差する方向に離反するのを規制可能なガイド部とが設けられ、その第1押し付け部は、その衝撃吸収部材の第2の部分に、衝撃作用前は間隔をおいて対向し、衝撃作用後の前記相対移動により押し付けられ、その第1押し付け部から前記相対移動方向に交差する方向に離れた位置に前記第2押し付け部が配置され、前記相対移動に伴い衝撃吸収部材をブラケットの各押し付け部によって塑性変形させる衝撃吸収式ステアリング装置において、その衝撃吸収部材は、前記第3の部分から前記相対移動方向に交差する方向に沿って延びる第4の部分を有し、その第4の部分に衝撃吸収部材の一端側において対向する第3押し付け部が、前記ブラケットに設けられ、前記相対移動により第1押し付け部が前記第2の部分に押し付けられる前に、その第3押し付け部が前記第4の部分に押し付けられると共に、前記第1の部分と第2の部分との境界部に対して第2の部分と第3の部分の境界部が他端側に変位されることを特徴とする衝撃吸収式ステアリング装置。
IPC (2件):
FI (2件):
引用特許:
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