特許
J-GLOBAL ID:200903045759340794

分光光度計

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 小谷 悦司 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-118724
公開番号(公開出願番号):特開平8-313349
出願日: 1995年05月17日
公開日(公表日): 1996年11月29日
要約:
【要約】【目的】 単純な構造で、標準の光の照明における全分光放射輝度率にほぼ等しい全分光放射輝度率を精度良く短時間で得る。【構成】 積分球2の開口21に蛍光性サンプル1が配置される。第1の光源部3は、開口22に配置され、UV成分を含む光束を出力するランプ31を有し、パルス状の光束33が開口22を通って積分球2内に入射する。第2の光源部4は、開口23に配置され、ランプ41、UV成分を遮断するUVカットフィルタ43等からなる。UVカットフィルタ43は、ランプ41と開口23の間に介設され、積分球2内に入射する光束44はUV成分が除去される。分光部5,6は、放射光11、モニタ用光束62の分光強度を検出する。演算制御部7は、分光強度データ等を記憶するメモリ71を備え、各データを用いて演算を行って全分光放射輝度率を算出する。
請求項(抜粋):
UV成分を含む光束を出力する第1の光源と、UV成分を含まない光束を出力する第2の光源と、測定位置に配置されたサンプルを上記第1、第2の光源で照明したときに上記サンプルから放射される光束の分光強度である第1、第2の放射光分光強度を測定する第1の測定手段と、上記第1、第2の光源による照明光の分光強度である第1、第2の光源分光強度を測定する第2の測定手段と、上記測定位置に白色分光反射率が既知の非蛍光性標準白色板が配置されると、上記第1、第2の光源をそれぞれ個別に点灯させて上記非蛍光性標準白色板から放射される光束の分光強度である第1、第2の白色標準分光強度と、その時の第1、第2の光源分光強度を測定させるとともに、上記測定位置に蛍光性サンプルが配置されると、上記第1、第2の光源をそれぞれ個別に点灯させて上記蛍光性サンプルから放射される光束の分光強度である第1、第2の放射分光強度と、その時の第1、第2の光源分光強度を測定させる測定制御手段と、上記第1の光源を点灯したときに得られる上記各分光強度に重み付けを行う第1の重み係数を記憶する第1の記憶手段と、上記第2の光源を点灯したときに得られる上記各分光強度に重み付けを行う第2の重み係数を記憶する第2の記憶手段と、上記第1、第2の重み係数によって重み付けが行われた上記各分光強度及び上記既知の白色分光反射率から上記蛍光性サンプルの全分光放射輝度率を波長毎に算出する演算制御手段とを備えたことを特徴とする分光光度計。
IPC (2件):
G01J 3/443 ,  G01N 21/64
FI (2件):
G01J 3/443 ,  G01N 21/64 Z
引用特許:
出願人引用 (3件)
  • 特開昭57-063426
  • 試料の光学特性測定装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平4-202568   出願人:ミノルタカメラ株式会社
  • 反射特性測定装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平7-215960   出願人:ミノルタ株式会社

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