特許
J-GLOBAL ID:200903045835791806

高炭素鋼熱延鋼板の冷却制御方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 佐藤 晃一
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2006-192937
公開番号(公開出願番号):特開2008-018459
出願日: 2006年07月13日
公開日(公表日): 2008年01月31日
要約:
【課題】ランナウトテーブル上における高炭素鋼熱延鋼板の従来の温度予測計算では、水冷による温度降下だけでなく、変態発熱による温度上昇も考慮していたため、温度偏差の発生原因が水冷設備の経年劣化によってもたらされる計算誤差によるものか、変態発熱の計算誤差によるものか判別が困難で、温度予測精度が低くなっていた。本発明は、変態発熱を計算しないで、注水制御を行うことにより巻取温度精度を向上させる。【解決手段】仕上温度計FDT測定位置から中間温度計MT測定位置までを前段とし、中間温度計MT測定位置から巻取温度計CT測定位置までを後段とする。前段では変態発熱を計算しない温度予測モデル式を用いて算出したMT測定位置での中間温度計算値が過去のデータから求めた巻取りまでに変態が完了する仮想の中間温度目標となるように注水するダイナミック制御を行い、後段では目標とする巻取温度となるようにフィードバック制御を行う。【選択図】図2
請求項(抜粋):
仕上温度計FDT測定位置からランナウトテーブルの中間温度計MT測定位置までを前段とし、中間温度計MT測定位置から巻取温度計CT測定位置までを後段として、前段では変態発熱を考慮しない温度予測モデル式を用いて算出したMT測定位置での中間温度計算値が過去のデータから求めた、巻取りまでに変態が完了する仮想の中間温度目標値となるように注水するダイナミック制御を行い、後段では目標とする巻取温度となるようにフィードバック制御を行うようにしたことを特徴とする高炭素鋼熱延鋼板の冷却制御方法。
IPC (3件):
B21B 37/76 ,  B21B 37/00 ,  B21B 45/02
FI (3件):
B21B37/00 132A ,  B21B37/00 ,  B21B45/02 320R
Fターム (5件):
4E024AA01 ,  4E024BB07 ,  4E024BB08 ,  4E024EE01 ,  4E024GG10
引用特許:
出願人引用 (3件) 審査官引用 (5件)
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