特許
J-GLOBAL ID:200903045926555579

硬質被覆層がすぐれた耐熱塑性変形性を発揮する表面被覆超硬合金製切削工具

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 富田 和夫 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2002-011479
公開番号(公開出願番号):特開2003-211305
出願日: 2002年01月21日
公開日(公表日): 2003年07月29日
要約:
【要約】【課題】 硬質被覆層がすぐれた耐熱塑性変形性を発揮する表面被覆超硬合金製切削工具を提供する。【解決手段】 表面被覆超硬合金製切削工具が、炭化タングステン基超硬合金基体の表面に、(a)下側層として、5〜20μmの平均層厚を有し、かつ、厚さ方向中央部をオージェ分光分析装置で測定して、組成式:(Ti1-XWX)C1-YNY(但し、原子比で、X:0.005〜0.05、Y:0.15〜0.60)、を満足し、さらに縦長成長結晶組織を有するTiとWの複合炭窒化物層、(b)上側層として、1〜10μmの平均層厚および粒状結晶組織を有する酸化アルミニウム層、(c)上記の基体、下側層、および上側層の相互間の密着層として、いずれも0.1〜1μmの平均層厚および粒状結晶組織を有するTiの炭化物層、窒化物層、炭窒化物層、炭酸化物層、および炭窒酸化物層のうちの2種以上、以上(a)〜(c)で構成された硬質被覆層を化学蒸着および/または物理蒸着してなる。
請求項(抜粋):
炭化タングステン基超硬合金基体の表面に、(a)下側層として、5〜20μmの平均層厚を有し、かつ、厚さ方向中央部をオージェ分光分析装置で測定して、組成式:(Ti1-XWX)C1-YNY(但し、原子比で、X:0.005〜0.05、Y:0.15〜0.60)、を満足し、さらに縦長成長結晶組織を有するTiとWの複合炭窒化物層、(b)上側層として、1〜10μmの平均層厚および粒状結晶組織を有する酸化アルミニウム層、(c)上記の基体、下側層、および上側層の相互間の密着層として、いずれも0.1〜1μmの平均層厚および粒状結晶組織を有するTiの炭化物層、窒化物層、炭窒化物層、炭酸化物層、および炭窒酸化物層のうちの2種以上、以上(a)〜(c)で構成された硬質被覆層を化学蒸着および/または物理蒸着してなる、硬質被覆層がすぐれた耐熱塑性変形性を発揮する表面被覆超硬合金製切削工具。
IPC (8件):
B23B 27/14 ,  B23B 51/00 ,  B23C 5/16 ,  C23C 14/06 ,  C23C 14/16 ,  C23C 16/34 ,  C23C 16/36 ,  C23C 16/40
FI (8件):
B23B 27/14 A ,  B23B 51/00 J ,  B23C 5/16 ,  C23C 14/06 P ,  C23C 14/16 B ,  C23C 16/34 ,  C23C 16/36 ,  C23C 16/40
Fターム (35件):
3C037CC02 ,  3C037CC04 ,  3C037CC09 ,  3C046FF03 ,  3C046FF10 ,  3C046FF13 ,  3C046FF16 ,  3C046FF19 ,  3C046FF22 ,  3C046FF25 ,  4K029AA02 ,  4K029AA04 ,  4K029BA44 ,  4K029BA54 ,  4K029BA55 ,  4K029BA60 ,  4K029BB02 ,  4K029BC02 ,  4K029BC10 ,  4K029BD05 ,  4K030AA03 ,  4K030AA10 ,  4K030AA14 ,  4K030AA17 ,  4K030AA18 ,  4K030BA18 ,  4K030BA20 ,  4K030BA38 ,  4K030BA41 ,  4K030BA43 ,  4K030BA46 ,  4K030BB03 ,  4K030BB12 ,  4K030CA03 ,  4K030DA02
引用特許:
出願人引用 (4件)
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審査官引用 (4件)
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