特許
J-GLOBAL ID:200903045974496282
容器用鋼板とその製造方法
発明者:
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出願人/特許権者:
代理人 (3件):
亀谷 美明
, 金本 哲男
, 萩原 康司
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2008-019680
公開番号(公開出願番号):特開2009-179848
出願日: 2008年01月30日
公開日(公表日): 2009年08月13日
要約:
【課題】クロメート処理に替わる表面処理を行った場合でも、優れた耐食性および製缶加工性を実現することが可能な、新規かつ改良された容器用鋼板とその製造方法を提供する。【解決手段】本発明の容器用鋼板は、鋼板20の少なくとも片面に化成処理皮膜層30を有し、化成処理皮膜層30は、最表面に位置しフェノール樹脂が偏在するフェノール樹脂層38と、フェノール樹脂層38の鋼板20側に位置しジルコニウムのリン酸塩が偏在するリン酸層34と、リン酸層34の鋼板20側に位置しジルコニウムの酸化物を主成分とする酸化物層32と、を有し、フェノール樹脂層38は、化成処理皮膜層30の全膜厚に対して表層から10%以内の厚み部分に偏在し、リン酸層34は、化成処理皮膜層30の全膜厚に対して表層から40%以内の厚み部分に偏在し、酸化物層32は、化成処理皮膜層30の全膜厚に対して表層から40%〜100%の厚み部分に偏在する。【選択図】図1
請求項(抜粋):
鋼板の少なくとも片面に、ジルコニウムの酸化物、ジルコニウムのリン酸塩、及びフェノール樹脂の混合物を含む化成処理皮膜層を有し、
前記化成処理皮膜層は、
最表面に位置し、前記フェノール樹脂が偏在するフェノール樹脂層と、
前記フェノール樹脂層の前記鋼板側に位置し、前記ジルコニウムのリン酸塩が偏在するリン酸層と、
前記リン酸層の前記鋼板側に位置し、前記ジルコニウムの酸化物を主成分とする酸化物層と、
を有し、
前記フェノール樹脂層は、前記化成処理皮膜層の全膜厚に対して、表層から10%以内の厚み部分に偏在しており、
前記リン酸層は、前記化成処理皮膜層の全膜厚に対して、表層から40%以内の厚み部分に偏在しており、
前記酸化物層は、前記化成処理皮膜層の全膜厚に対して、表層から40%〜100%の厚み部分に偏在していることを特徴とする、容器用鋼板。
IPC (2件):
FI (3件):
C25D11/36 Z
, C25D11/36 D
, C23C28/00 C
Fターム (13件):
4K044AA02
, 4K044BA06
, 4K044BA10
, 4K044BA12
, 4K044BA17
, 4K044BA21
, 4K044BB03
, 4K044BB04
, 4K044BC02
, 4K044BC05
, 4K044CA16
, 4K044CA17
, 4K044CA18
引用特許:
出願人引用 (6件)
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審査官引用 (1件)
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