特許
J-GLOBAL ID:200903046020408583

エポキシ樹脂用水混和性硬化剤

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 川原田 一穂
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-521145
公開番号(公開出願番号):特表2001-523746
出願日: 1998年11月12日
公開日(公表日): 2001年11月27日
要約:
【要約】新規エポキシ樹脂用硬化剤を提供する。この硬化剤は、(a) 一分子当り少なくとも3 個の活性アミン水素原子を有する少なくとも一種のポリアミンと、少なくとも 1.5の官能価を有する少なくとも一種のエポキシ樹脂とを、エポキシ官能基当量とポリアミンモルとの比0.9 :1 〜1 :10にて反応させ、これによりアミン末端中間体を作製し、(b) 該アミン末端中間体と、アミン末端中間体に対して0.5 〜25重量%の、式(I) 、(II)および(III):【化1】〔式中、R1は、1 〜15個の炭素原子を有するアルキル、アリールまたはアリールアルキル基であり、X およびY は、独立に水素、メチルまたはエチル基であり、ただしX がメチルまたはエチルの場合、Y は水素であり、また、Yがメチルまたはエチルの場合、X は水素であり、n + m + o は、100 〜200 の実数であり、n+ o は、n + m + o の少なくとも70%であり、(I) と(II)との重量比は、100 :0 〜0 :100 であり、(I) と(III) との重量比は、100 :0 〜0 :100 であり、(II)と(III) との重量比は、100 :0 〜0 :100 である〕を有する酸末端ポリアルキレングリコール含有化合物とを、本質的にすべての酸基が消費されるまで反応させることにより調製し得る。そのようなアミン末端硬化剤はまた、モノエポキシでキャップすることができる。この硬化剤はまた、(a) 上記少なくとも一種のポリアミンとエポキシ樹脂とを反応させ、これによりアミン末端中間体を作製し、(b) 該アミン末端中間体とモノエポキシとを反応させて、キャップドアミン末端中間体を得、次いで(c) 該キャップドアミン末端中間体と、上記酸末端ポリアルキレングリコール含有化合物とを反応させることによっても作製し得る。
請求項(抜粋):
(a) 一分子当り少なくとも3 個の活性アミン水素原子を有する少なくとも一種のポリアミンと、少なくとも 1.5の官能価を有する少なくとも一種のエポキシ樹脂とを、エポキシ官能基当量とポリアミンモルとの比0.9 :1 〜1 :10にて反応させ、これによりアミン末端中間体を作製し、(b) 該アミン末端中間体と、アミン末端中間体に対して0.5 〜25重量%の、式:【化1】〔式中、R1は、1 〜15個の炭素原子を有するアルキル、アリールまたはアリールアルキル基であり、X およびY は、独立に水素、メチルまたはエチル基であり、ただしX がメチルまたはエチルの場合、Y は水素であり、また、Yがメチルまたはエチルの場合、X は水素であり、n + m + o は、100 〜200 の実数であり、n + o は、n + m + o の少なくとも70%であり、(I) と(II)との重量比は、100 :0 〜0 :100 であり、(I) と(III) との重量比は、100 :0 〜0 :100 であり、(II)と(III) との重量比は、100 :0 〜0 :100 である〕を有する酸末端ポリアルキレングリコール含有化合物とを、本質的にすべての酸基が消費されるまで反応させ、これによりアミン末端硬化剤を作製する、ことからなる工程により調製される反応物を含むエポキシ樹脂用硬化剤。
IPC (4件):
C08G 59/44 ,  C08G 59/50 ,  C08G 59/62 ,  C09D163/00
FI (4件):
C08G 59/44 ,  C08G 59/50 ,  C08G 59/62 ,  C09D163/00
Fターム (18件):
4J036AA01 ,  4J036DC03 ,  4J036DC06 ,  4J036DC09 ,  4J036DC10 ,  4J036DC12 ,  4J036DC14 ,  4J036DC21 ,  4J036JA01 ,  4J038DB001 ,  4J038DB392 ,  4J038DB472 ,  4J038DB492 ,  4J038KA03 ,  4J038MA08 ,  4J038NA01 ,  4J038NA03 ,  4J038NA11
引用特許:
出願人引用 (4件)
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審査官引用 (6件)
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