特許
J-GLOBAL ID:200903046043033994

クロック分配方式

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 加藤 朝道
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-150302
公開番号(公開出願番号):特開平10-326303
出願日: 1997年05月23日
公開日(公表日): 1998年12月08日
要約:
【要約】【課題】回路内の、多数のフリップフロップのクロックが小さなスキュー時間の間に集中して変化することに起因する、電源ノイズ及びエレクトロマイグレーションを低減する。【解決手段】クロックツリー形成において、遅延解析を行い、フリップフロップ毎に、入力側と出力側の両方の制約時間に対する余裕を求め、クロックに遅延を挿入することによっても、この両制約が満たされるフリップフロップから、適用フリップフロップを選定し、クロックに対し遅延挿入し、他のクロック変化と差をつけ、クロックの変化の集中を回避するクロック分配方式。
請求項(抜粋):
LSIのクロック分配方式において、フリップフロップへの入力経路とフリップフロップからの出力経路に関するタイミング解析機能を有し、フリップフロップへの入力経路の最小遅延が、クロック分配におけるクロックスキューを加えた最小遅延制約よりも大きいことを満たしているか否かの制約検証を行い、かつ、該フリップフロップからの出力経路に関し、直接到達可能な全てのフリップフロップ及び外部出力端子について、それらへの最大遅延時間が、クロック分配におけるクロックスキューを減じた最大遅延制約よりもすべて小さいことを満たしているか否かの制約検証を行い、これら全ての制約時間に対する遅延時間の差である余裕度を求め、前記余裕度の絶対値の最小値よりも小さい遅延をもつ素子もしくは配線を、該フリップフロップのクロック経路に挿入し、他のクロックの変化タイミングとずらす、ようにしたことを特徴とするクロック分配方式。
IPC (6件):
G06F 17/50 ,  G06F 1/10 ,  H01L 21/82 ,  H03K 3/02 ,  H03K 5/135 ,  H03K 19/0175
FI (6件):
G06F 15/60 656 D ,  H03K 3/02 J ,  H03K 5/135 ,  G06F 1/04 330 A ,  H01L 21/82 W ,  H03K 19/00 101 N
引用特許:
審査官引用 (2件)
  • 論理回路レイアウトデータ作成装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平7-209516   出願人:三菱電機株式会社, 三菱電機セミコンダクタソフトウエア株式会社
  • 遅延時間改良方式
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平5-054513   出願人:北陸日本電気ソフトウェア株式会社

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