特許
J-GLOBAL ID:200903046060695453

画像処理装置及び画像の二値化方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 中島 淳 (外4名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-057547
公開番号(公開出願番号):特開平9-252405
出願日: 1996年03月14日
公開日(公表日): 1997年09月22日
要約:
【要約】【課題】 テキスタイル等の規則的な模様や周期的な模様を発生させることなく画像を二値化する。【解決手段】 誤差計算部18では二値化部16における二値化による二値化誤差を計算し、計算結果はバッファ20に記憶される。誤差平均計算部22では、これから二値化される二値化対象画素の周辺に存在する既に二値化が行われた画素の二値化誤差をバッファ20から取込んで誤差平均を計算し、計算結果は加算器12により多値データに加算される。パターン判定部24では二値化対象画素の周辺に存在する予め定められた判定対象画素について、バッファ20に記憶されている誤差平均の符号のみを取込んで、前記判定対象画素がどのように二値化されたか判定し、テキスタイルが発生する恐れがあると判断した場合は、テキスタイルの発生が抑制されるように二値化部16に設定する二値化閾値を変更する。
請求項(抜粋):
画像の各画素の濃度又は輝度を表す信号が順に入力され、前記信号が表す各画素の濃度又は輝度を各々閾値と比較して二値化する二値化手段と、前記二値化手段による二値化誤差を画素毎に演算する演算手段と、前記演算手段によって演算された二値化誤差を記憶する記憶手段と、既に二値化が行われた画素の二値化誤差が該画素の周辺の画素に拡散されるように、前記記憶手段に記憶されている、画像上で二値化対象画素の周辺に位置しかつ既に二値化が行われた複数の第1の画素の二値化誤差に基づいて、二値化手段に入力される信号が表す前記二値化対象画素の濃度又は輝度を変更するか、又は前記二値化対象画素に対する前記閾値を変更する第1の制御手段と、画像上で前記二値化対象画素の周辺に位置しかつ既に二値化が行われた複数の第2の画素の各々がどのように二値化されたかを判定し、判定結果に応じて前記二値化対象画素に対する閾値を変更するか、又は二値化手段に入力される信号が表す前記二値化対象画素の濃度又は輝度を変更する第2の制御手段と、を含む画像処理装置。
IPC (3件):
H04N 1/403 ,  G06T 5/00 ,  H04N 1/407
FI (3件):
H04N 1/40 103 A ,  G06F 15/68 320 A ,  H04N 1/40 101 E
引用特許:
審査官引用 (6件)
  • 中間調二値データ発生回路
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平4-308117   出願人:ローム株式会社
  • 特開平4-264883
  • 画像処理装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平4-066800   出願人:キヤノン株式会社
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