特許
J-GLOBAL ID:200903046089833227

気槽式熱衝撃試験装置およびその運転方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 鵜沼 辰之
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-355265
公開番号(公開出願番号):特開2001-174381
出願日: 1999年12月15日
公開日(公表日): 2001年06月29日
要約:
【要約】【課題】 熱衝撃試験に要する消費電力を低減する。【解決手段】 気槽式熱衝撃試験装置は、被試験品が収納された試験室に対して低温槽から低温空気および高温槽から高温空気を交互に供給して、前記被試験品に熱衝撃を付与する試験を行う装置である。このような気槽式熱衝撃試験装置において、低温槽で空気を冷却する冷却サイクルとして、高温側冷凍サイクルと低温側冷凍サイクルがカスケードコンデンサ20を介して接続された二元冷凍サイクルを設けるとともに、冷却器を二系統とする。すなわち、低温側冷凍サイクル内の冷却器9に加えて、高温側冷凍サイクルにもカスケードコンデンサ20と並列に冷却器8を設ける。そして、二元冷凍方式による運転を行う場合には冷媒をカスケードコンデンサ20側に流し、高温側冷凍サイクルのみによる単段冷凍方式による運転を行う場合には冷媒を冷却器8側に流すようにする。
請求項(抜粋):
空気を冷却して低温空気にする低温槽と、空気を加熱して高温空気にする高温槽と、被試験品が収納される試験室とを備え、前記試験室に対して前記低温槽から低温空気および前記高温槽から高温空気を交互に供給して、前記被試験品に熱衝撃を付与する気槽式熱衝撃試験装置において、前記低温槽で空気を冷却する冷却サイクルとして、高温側冷凍サイクルと低温側冷凍サイクルがカスケードコンデンサを介して接続された二元冷凍サイクルを設けるとともに、冷却器を二系統とし、一方の冷却器は前記高温側冷凍サイクルに前記カスケードコンデンサと並列に接続し、他方の冷却器は前記低温側冷凍サイクル内に接続し、かつ前記高温側冷凍サイクルにおける冷媒の流れを、前記一方の冷却器または前記カスケードコンデンサのいずれかに切り換える切換手段を設けたことを特徴とする気槽式熱衝撃試験装置。
引用特許:
審査官引用 (8件)
  • 特開平4-326038
  • 冷熱環境試験装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平4-002044   出願人:株式会社日立製作所, 日立清水エンジニアリング株式会社
  • 特開平4-326038
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