特許
J-GLOBAL ID:200903046201254936

電解液注液方法および電解液注液装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 石原 勝
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2003-034625
公開番号(公開出願番号):特開2004-247120
出願日: 2003年02月13日
公開日(公表日): 2004年09月02日
要約:
【課題】電解液の液ロスの低減化、高い注液精度、電解液の極板群への含浸時間の短縮化、気泡の電解液への混入防止およびコスト低減を図って高品質の電池を得られる電解液注液方法および電解液注液装置を提供する。【解決手段】極板群を収納済みの電池ケース8を収容した注液チャンバ10の密閉空間を減圧して、電池ケース8の内部と開口部を有する二次貯液室42の内部とを同時に真空引きしたのち、電池ケース8の注液口8aを二次貯液室42の開口部に気密状態に連通接続する。注液バルブ38を開いて、一次貯液室12内の定量の電解液2を液通路37を介して二次貯液室42に送給し、注液バルブ38を閉じて二次貯液室42を密閉状態に保持し、ピストン34の作動で二次貯液室42の内部容積を縮小しながら二次貯液室42内の電解液2をピストン34で直接に加圧しながら電池ケース8内に注入する。【選択図】 図1
請求項(抜粋):
電解液タンクから定量の電解液を一次貯液室内に供給する電解液供給工程と、 極板群を収納した電池ケースを注液チャンバの内部の密閉空間に収容して前記密閉空間内を減圧することにより、前記電池ケースの内部と、中間に注液バルブを介設した液通路を介して前記一次貯液室に連通し、且つ前記密閉空間に向けて開口した二次貯液室の内部とを同時に真空引きする電池ケース排気工程と、 内部を真空引きした前記電池ケースの注液口または開口部を前記二次貯液室の開口部に気密状態に連通接続する電池ケース接続工程と、 前記注液バルブを開くことにより、前記一次貯液室内の電解液を前記液通路を介して前記二次貯液室に送給する電解液移送工程と、 前記一次貯液室内の電解液を前記二次貯液室に送給し終えたのちに前記注液バルブを閉じて前記二次貯液室を密閉状態に保持し、ピストンの作動によって前記二次貯液室の内部容積を縮小していくことにより、前記二次貯液室内の電解液を前記ピストン表面で直接に加圧しながら前記電池ケース内に注入する注液工程とを備えていることを特徴とする電解液注液方法。
IPC (1件):
H01M2/36
FI (1件):
H01M2/36 101H
Fターム (5件):
5H023AS10 ,  5H023BB05 ,  5H023CC14 ,  5H023CC22 ,  5H023CC23
引用特許:
審査官引用 (6件)
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