特許
J-GLOBAL ID:200903046257411961

液体吐出装置、液体吐出方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 特許業務法人明成国際特許事務所
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2008-087787
公開番号(公開出願番号):特開2009-241281
出願日: 2008年03月28日
公開日(公表日): 2009年10月22日
要約:
【課題】POL制御を用いた画像形成処理において、画質の低下を抑制しつつ、画像形成処理時間の短縮を図ることを目的とする。【解決手段】ドット形成領域270の下端部は、空白領域と描画領域との境界に位置するため、POL制御が解除される。POL制御の解除とは、隣接するドット形成領域の端部同士を重複させず、重複させなかった端部に、間欠的なドットの形成を行わず、連続的にドットを形成することである。この場合の印刷データPDでは、ラスタ番号が9番のラスタラインを形成するノズルNz1にマスクがかかり、ラスタ番号13番のラスタラインを形成するノズルNz5にマスクがかからない。こうして生成された印刷データPDに従って、ラスタ番号が9番のラスタラインに間欠的にドットが形成され、ラスタ番号が10番〜13番にドットが連続的に形成される。次に、余白スキップ処理により、空白領域が読み飛ばされる。【選択図】図8
請求項(抜粋):
液体吐出装置であって、 複数のノズルから液体を吐出しドットを記録媒体上に形成する記録ヘッドと、 前記記録ヘッドを主走査方向に移動させる主走査を行うヘッド駆動手段と 前記記録媒体を、前記主走査方向と交差する副走査方向に搬送する副走査を行う搬送手段と、 前記記録ヘッドの主走査と、前記記録媒体の副走査とを繰り返し行い、前記記録媒体上に画像を形成する画像形成手段であって、第1の主走査に伴って前記ノズルから前記液体を吐出させることにより第1のドット形成領域を形成し、前記第1の主走査の次に行われる第2の主走査に伴って前記ノズルから前記液体を吐出させることにより前記第1のドット形成領域に隣接する第2のドット形成領域を形成する画像形成手段と、 前記画像形成手段を制御して、前記第1のドット形成領域の下端部に間欠的にドットを形成し、第2のドット形成領域の上端部を前記第1のドット形成領域の下端部と重複させるとともに、前記第2のドット形成領域の上端部に、前記第1のドット形成領域の下端部に間欠的に形成されたドットの間を補完するように、間欠的にドットを形成する重複制御を行う重複制御手段と、 画像データを取得する取得手段と、 前記画像データにより表される画像に、複数本の連続した主走査ラインの全体にわたってドットが全く形成されない空白領域が存在し、かつ、前記空白領域と前記ドットが形成される描画領域との境界部分に前記第1のドット形成領域の下端部および前記第2のドット形成領域の上端部の少なくとも一方を形成するノズルが位置する場合には、前記重複制御を解除する解除手段と、を備える液体吐出装置。
IPC (1件):
B41J 2/01
FI (1件):
B41J3/04 101Z
Fターム (8件):
2C056EA08 ,  2C056EB58 ,  2C056EC12 ,  2C056EC69 ,  2C056EC71 ,  2C056EC74 ,  2C056FA10 ,  2C056HA22
引用特許:
出願人引用 (1件) 審査官引用 (5件)
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