特許
J-GLOBAL ID:200903046467990891
シート用バックパッドの製造方法
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (4件):
蔦田 璋子
, 蔦田 正人
, 中村 哲士
, 富田 克幸
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2007-032750
公開番号(公開出願番号):特開2008-194238
出願日: 2007年02月13日
公開日(公表日): 2008年08月28日
要約:
【課題】ハイバック仕様のバックパッドにおいて、袋状に形成されたヘッドレスト部に、成形性を確保しながら貫通穴を設ける。【解決手段】背もたれ部12にヘッドレスト部14が一体に設けられたハイバック仕様のクッションパッド10において、裏面側に一体に設けた張り出し部16によりヘッドレスト部14を袋状に形成する。発泡成形により、ヘッドレスト部14において、表面側のヘッドレスト部本体22と裏面側の張り出し部16とを共に貫通する貫通穴24,26を成形する。その際、張り出し部の貫通穴26を成形する発泡成形型50の柱状部62に発泡樹脂の連通路74を設けて、貫通穴26周りでの発泡樹脂の液流れを改良する。連通路74により成形される貫通穴26の橋渡し部28は、脱型後に切除する。【選択図】図4
請求項(抜粋):
背中を支える背もたれ部と、前記背もたれ部の上部に一体に成形された頭部を支えるヘッドレスト部と、を有する発泡樹脂成形体からなるバックパッドであって、前記バックパッドの裏面側における上縁部に内向きの張り出し部が一体に設けられて、前記ヘッドレスト部が前記張り出し部により下向きに開口する袋状に形成されたシート用バックパッドの製造方法において、
前記バックパッドの表面側を成形する下型と、前記バックパッドの裏面側の張り出し部内側を成形する中子型が一体に設けられ前記下型に閉合可能な上型とよりなる発泡成形型であって、前記ヘッドレスト部の幅方向中央部において表面側のヘッドレスト部本体と裏面側の張り出し部を貫通する貫通穴を成形する柱状部を有するとともに、前記張り出し部の貫通穴を成形する柱状部に発泡樹脂の連通路を設けた発泡成形型を用いて、
前記下型に発泡樹脂原液を注入し、前記上型を前記下型に対して型閉めして発泡成形する、シート用バックパッドの製造方法。
IPC (2件):
FI (2件):
Fターム (2件):
引用特許:
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