特許
J-GLOBAL ID:200903046567423129

加熱発色型可逆熱変色性顔料

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2002-301374
公開番号(公開出願番号):特開2004-136477
出願日: 2002年10月16日
公開日(公表日): 2004年05月13日
要約:
【課題】発色温度域における一様な発色濃度を示すと共に、温度-色濃度曲線におけるΔH値(ヒステリシス温度幅)が、3〜40°Cの範囲にある任意のΔH値を示す加熱発色型可逆熱変色性顔料を提供する。【解決手段】(イ)電子供与性呈色性化合物、(ロ)没食子酸エステル類から選ばれる特定の化合物、(ハ)前記両者の呈色反応を特定温度域で可逆的に生起させる、アルコール類、エステル類、ケトン類、炭化水素類から選ばれる融点が50°C未満の反応媒体、及び、重量平均分子量が200〜65000であり、軟化点が150°C未満のポリスチレン系樹脂を含む必須三成分を少なくとも内包させた、ΔH値が7〜40°Cの範囲の可逆熱変色性顔料、或いは、前記三成分系に(ニ)融点50°C以上の単分子化合物又は軟化点70°C以上の高分子化合物から選ばれる化合物を配合した、ΔH値が3〜25°Cの範囲の四成分系の可逆熱変色性顔料。【選択図】 図1
請求項(抜粋):
消色状態からの加熱により発色状態を呈し、前記発色状態からの降温により消色状態に復帰する加熱発色型の可逆熱変色性顔料において、(イ)電子供与性呈色性有機化合物、(ロ)没食子酸エステル類から選ばれる電子受容性化合物、(ハ)前記両者の呈色反応を特定温度域で可逆的に生起させる、アルコール類、エステル類、ケトン類、炭化水素類から選ばれる融点が50°C未満の反応媒体、及び、重量平均分子量が200〜65000であり、軟化点が150°C未満のポリスチレン系樹脂を少なくとも内包させ、温度-色濃度曲線におけるΔH値(ヒステリシス温度幅)が3〜40°Cの範囲にある任意のΔH値を選択自在に構成した、平均粒子径0.5〜50μmのマイクロカプセル形態の加熱発色型可逆熱変色性顔料。
IPC (4件):
B41M5/26 ,  B41M5/28 ,  B41M5/30 ,  C09K9/02
FI (5件):
B41M5/18 101A ,  C09K9/02 C ,  B41M5/18 108 ,  B41M5/18 101C ,  B41M5/18 112
Fターム (11件):
2H026AA07 ,  2H026AA09 ,  2H026BB33 ,  2H026DD02 ,  2H026DD15 ,  2H026DD34 ,  2H026DD42 ,  2H026DD43 ,  2H026DD45 ,  2H026DD48 ,  2H026FF05
引用特許:
審査官引用 (10件)
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