特許
J-GLOBAL ID:200903046569621840
色素増感太陽電池及びその製造方法
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (5件):
蔦田 璋子
, 蔦田 正人
, 中村 哲士
, 富田 克幸
, 夫 世進
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2004-259079
公開番号(公開出願番号):特開2006-073488
出願日: 2004年09月06日
公開日(公表日): 2006年03月16日
要約:
【課題】湿度等の厳密な制御をすることなく逆電子移動防止層を容易に形成することができ、また接着強度が高く、太陽電池性能に優れ、更に再現の良い厚みコントロールが可能で、かつ低温での形成が可能な逆電子移動防止層を持つ色素増感太陽電池を提供する。【解決手段】表面に透明導電膜2が形成された透明基材1と、これに対向して設けられた導電性基材からなる対極9と、透明導電膜2上に形成された色素を吸着した金属酸化物半導体からなる光電変換層3と、透明基材1と対極9との間に保持された電荷輸送層4とを備え、透明導電膜2と光電変換層3との間に逆電子移動防止層2-1を設けた色素増感太陽電池において、逆電子移動防止層が、チタニア前駆体含有液としてペルオキシドチタン酸水溶液、ペルオキソ改質アナターゼゾル液、またはこれらの混合液を用いて、電気泳動により透明導電膜の表面に形成したチタニア膜からなるものである。【選択図】 図1
請求項(抜粋):
導電性基材と、該導電性基材上に形成された色素を吸着した半導体からなる光電変換層を含む光電極と、
前記光電極に対向して設けられた対極と、
前記光電極と前記対極との間に保持された電荷輸送層と、を備え、
前記導電性基材と前記光電変換層との間に逆電子移動防止層を設けた色素増感太陽電池において、
前記逆電子移動防止層が、チタニア前駆体含有液としてペルオキシドチタン酸水溶液、ペルオキソ改質アナターゼゾル液、またはペルオキシドチタン酸水溶液とペルオキソ改質アナターゼゾル液の混合液を用いて前記導電性基材の表面にチタニア膜を形成してなることを特徴とする色素増感太陽電池。
IPC (2件):
FI (2件):
H01M14/00 P
, H01L31/04 Z
Fターム (17件):
5F051AA14
, 5F051BA14
, 5F051FA03
, 5F051FA04
, 5F051FA06
, 5F051FA08
, 5F051FA21
, 5F051GA03
, 5F051GA05
, 5H032AA06
, 5H032AS16
, 5H032AS19
, 5H032BB05
, 5H032BB10
, 5H032CC14
, 5H032EE02
, 5H032EE08
引用特許: