特許
J-GLOBAL ID:200903046775963480
高出力圧電磁器組成物
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
後藤 洋介 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-323184
公開番号(公開出願番号):特開2001-146470
出願日: 1999年11月12日
公開日(公表日): 2001年05月29日
要約:
【要約】【課題】 圧電磁器の発熱限界振動速度(振動時の試料の自己発熱により試料の温度が20°C以上上昇する振動速度)・高出力特性を低減することなく、銀パラジウムの内部電極と一体焼結可能な低温(950〜1050°C)で積層型高出力圧電磁器を焼結できる組成物を提供する。【解決手段】 マンガン・アンチモン酸鉛,ジルコン酸鉛,チタン酸鉛の三成分から構成される磁器組成物に0.5〜3.0wt%の酸化鉛を加えることにより発熱限界振動速度・高出力特性を低減させることなく、950〜1.050°Cの温度で焼結が可能になる。
請求項(抜粋):
マンガン・アンチモン酸鉛[Pb(Mnl/3Sb2/3)O3]をPMS,ジルコン酸鉛[PbZrO3]をPZ,チタン酸鉛[PbTiO3]をPTと表したときに、一般式xPMS-yPZ-zPT(ただしx+y+z=1)で示される3成分系磁器組成物であって、図1に示す三角座標において、A点(x,y,z)=(0.01,0.30,0.69)、B点(x,y,z)=(0.01,0.60,0.39)、C点(x,y,z)=(0.15,0.60,0.25)、及びD点(x,y,z)=(0.15,0.30,0.55)の各点を結ぶ線上,及びこの4点に囲まれた領域で表された組成をもつように配合された原料粉末もしくは仮焼粉末に0.5〜3.0wt%の酸化鉛(PbO)をすることにより、950〜1050°Cの温度範囲で焼結することが可能で発熱限界振動速度が0.4m/s以上を備えていることを特徴とする高出力圧電磁器組成物。
IPC (2件):
FI (2件):
C04B 35/49 P
, H01L 41/18 101 F
Fターム (7件):
4G031AA11
, 4G031AA12
, 4G031AA19
, 4G031AA32
, 4G031AA34
, 4G031BA10
, 4G031GA11
引用特許:
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