特許
J-GLOBAL ID:200903046862957992

内視鏡の制御ケーブル

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 影井 俊次
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2004-103194
公開番号(公開出願番号):特開2005-287576
出願日: 2004年03月31日
公開日(公表日): 2005年10月20日
要約:
【課題】 制御ケーブルを構成する伝達コイルとして、回転力の伝達をより効率的に行なうことができ、しかも必要な曲げ方向の可撓性を低下させないようにする。【解決手段】 制御ケーブル21を構成する可撓性スリーブ26内に挿通した、伝達コイル27の両端はそれぞれカム軸18及び回転筒体24に連結されるが、この伝達コイル27は、アングル部2bと軟性部2aとの境界部で第1,第2のコイル部28,29に分割されており、第1のコイル部28を構成する3重のコイル28a,28b及び28cからなり、第2のコイル部29を構成する3重のコイル29a,29b及び29cは、第1のコイル部28より素線径が太いものを用い、内層のコイル29aは密着コイル状に巻回され、中間層及び外層のコイル29b,29cは一部に粗巻き部を構成するピッチ間空隙eを有している。【選択図】 図4
請求項(抜粋):
内視鏡の本体操作部に連結された挿入部の先端硬質部に可動部材を装着し、この可動部材を駆動するために、前記先端硬質部からアングル部及び軟性部を順次経て本体操作部内にまで延在させ、両端がそれぞれ先端硬質部及び本体操作部に固定して設けた可撓性スリーブ内に伝達コイルを挿通させ、この伝達コイルの先端部を前記可動部材に連結し、その基端部を回転駆動手段に接続した制御ケーブルにおいて、 前記伝達コイルは前記アングル部と前記軟性部との境界部を境にして、前記可動部材への接続部側の第1のコイル部と、前記回転駆動手段への接続部側の第2のコイル部とに分割され、これら第1,第2のコイル部は一体回転するように連結されており、 前記第1のコイル部は、細径のワイヤを密着コイル状に巻回した少なくとも2重の小径コイル部となし、 また前記第2のコイル部は、前記第1のコイル部より太い線径の素線で、それより大径のコイル状に巻回した3重の大径コイル部となし、かつこの大径コイル部の内層は密着コイル状に巻回されており、中間層及び外層は相互に反対方向に巻回され、かつ一部に粗巻き部を有する構成とした ことを特徴とする内視鏡の制御ケーブル。
IPC (1件):
A61B1/00
FI (1件):
A61B1/00 300A
Fターム (6件):
4C061CC06 ,  4C061FF45 ,  4C061JJ11 ,  4C061LL02 ,  4C061NN01 ,  4C061PP13
引用特許:
出願人引用 (3件) 審査官引用 (3件)

前のページに戻る