特許

J-GLOBAL ID：200903047054137283

熱電変換装置

発明者： 田内 比登志 ,  森山 誠士 ,  榊原 務 ,  柴田 靖文
出願人/特許権者： アイシン精機株式会社 ,  トヨタ自動車株式会社
代理人 (1件)： 大川 宏
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願2004-046462
公開番号（公開出願番号）：特開2005-237171
出願日： 2004年02月23日
公開日（公表日）： 2005年09月02日
要約：

【課題】熱電変換装置1が熱的に厳しい環境で使用されたとしても、電極層5とバリア層6との間におけるワレの生成及び/または成長を抑制することができ、ひいては抵抗値の変化を抑制でき、信頼性を更に向上させることができる熱電変換装置1を提供することを課題とする。【解決手段】熱電変換装置1は、相対的に高温側に配置される第1基部2と、相対的に低温側に配置される第2基部3と、第1基部2と第2基部3との間に配置され熱電材料を母材とする熱電体4と、第1基部2及び第2基部3のそれぞれから熱電体4に向けて順に配置された電極層5及びバリア層6とを備える。第1基部2側及び第2基部3側のうち少なくとも第1基部2側について、電極層5及びバリア層6は、電極層5とバリア層6との間における熱膨張による引張応力の発生を抑える材料の組み合わせで形成されている。【選択図】図1

請求項（抜粋）：

相対的に高温側に配置される第1基部と、 前記第1基部よりも相対的に低温側に配置される第2基部と、 前記第1基部と前記第2基部との間に配置され熱電材料を母材とする熱電体と、 前記第1基部及び前記第2基部のそれぞれから前記熱電体に向けて順に配置された電極層及びバリア層とを具備する熱電変換装置において、 前記第1基部側及び前記第2基部側のうち少なくとも前記第1基部側について、 前記電極層及び前記バリア層は、前記電極層と前記バリア層との間における熱膨張による引張応力の発生を抑える材料の組み合わせで形成されていることを特徴とする熱電変換装置。

IPC (4件)：

H02N11/00 ,  H01L35/08 ,  H01L35/14 ,  H01L35/32

FI (4件)：

H02N11/00 A ,  H01L35/08 ,  H01L35/14 ,  H01L35/32 A

引用特許：

出願人引用 (2件)

• 蓄熱材を備えた熱電発電装置
  公報種別：公開公報   出願番号：特願平3-353712   出願人：東陶機器株式会社
• 熱電発電モジュール
  公報種別：公開公報   出願番号：特願平5-060224   出願人：三菱重工業株式会社