特許
J-GLOBAL ID:200903047113952360

内燃機関の蒸発燃料放出防止装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 渡部 敏彦
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-116260
公開番号(公開出願番号):特開平10-299586
出願日: 1997年04月18日
公開日(公表日): 1998年11月10日
要約:
【要約】【課題】 タンク内圧センサや燃料の温度センサが故障しても、燃料タンクの内圧の不適切な負圧化制御を回避しつつ、可能な限りその負圧化を促進することができる内燃機関の蒸発燃料放出防止装置を提供する。【解決手段】 タンク内圧センサ15が故障している場合は、PBA<Poであるときは制御弁30を開成することにより(ステップS214)、タンク内圧Ptを目標圧力値Poに制御する一方、PBA≧Poであるときは、制御弁30を閉成することにより(ステップS213)、少なくとも実際のタンク内圧Ptが目標圧力値Poを越えていた場合におけるタンク内圧Ptのさらなる上昇を回避する。また、燃料温度センサ16が故障している場合は、PBA≦Poであるときは、タンク内圧Ptを目標圧力値Poにフィードバック制御する一方(ステップS207、S208)、PBA>Poであるときはタンク圧制御弁30を閉成する(ステップS209)。
請求項(抜粋):
燃料タンクと内燃機関の吸気系とを接続する蒸発燃料通路と、該蒸発燃料通路の途中に設けられ、該蒸発燃料通路を開閉する制御弁と、前記燃料タンク内の燃料の温度を検出する温度センサと、前記吸気系の内圧を検出する吸気系内圧力センサと、前記燃料タンクの内圧を検出するタンク内圧センサとを有し、前記タンク内圧センサが故障した場合に、前記温度センサにより検出された前記燃料の温度に応じて決定される前記燃料タンクの目標圧力値よりも前記吸気系内圧力センサにより検出された前記吸気系の内圧値が小さいときは、前記制御弁を開成する制御手段を有することを特徴とする内燃機関の蒸発燃料放出防止装置。
FI (2件):
F02M 25/08 J ,  F02M 25/08 H
引用特許:
審査官引用 (2件)

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