特許
J-GLOBAL ID:200903047144786221
2液式洗浄装置
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (2件):
永田 良昭
, 永田 元昭
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2008-031481
公開番号(公開出願番号):特開2009-189918
出願日: 2008年02月13日
公開日(公表日): 2009年08月27日
要約:
【課題】炭化水素系溶剤及びフッ素系溶剤を所望する洗浄力に保つとともに、該各溶剤を被洗浄物の洗浄処理に繰り返し使用することができる2液式洗浄装置の提供を目的とする。【解決手段】浸漬槽3に貯液された炭化水素系溶剤Bを冷却して、炭化水素系溶剤Bに含まれるフッ素系溶剤Cを比重差により上下分離するとともに、その比重分離されたフッ素系溶剤Cを該フッ素系溶剤Cに含まれる炭化水素系溶剤Bから蒸発気化される温度に加熱して分離する。フッ素系溶剤Cが分離された炭化水素系溶剤Bは浸漬槽3へ返還する。炭化水素系溶剤Bが分離されたフッ素系溶剤Cの蒸気Caは凝縮液化して水分離槽9に滴下し、水分離槽9に貯液されたフッ素系溶剤Cは蒸気発生槽5へ返還する。【選択図】図1
請求項(抜粋):
被洗浄物を浸漬槽に貯液された炭化水素系溶剤で浸漬洗浄した後、蒸気発生手段により炭化水素系溶剤の液面上に放出されたフッ素系溶剤の蒸気で蒸気洗浄する洗浄装置において、
前記浸漬槽の貯液領域内に、前記浸漬槽に貯液された炭化水素系溶剤を該炭化水素系溶剤に含まれるフッ素系溶剤が分離される温度に冷却する溶剤冷却手段を設け、
前記溶剤冷却手段より下方の貯液領域に、該溶剤冷却手段の冷却作用によって炭化水素系溶剤から分離された該炭化水素系溶剤より比重の重いフッ素系溶剤が集積される溶剤貯液槽を設け、
前記溶剤貯液槽のフッ素系溶剤を該溶剤貯液槽に接続された溶剤回収槽に回収し、該溶剤回収槽に回収されたフッ素系溶剤を該フッ素系溶剤に含まれる炭化水素系溶剤から蒸発気化される温度に加熱して分離する溶剤分離手段を設け、
前記溶剤分離手段によってフッ素系溶剤が分離された炭化水素系溶剤は返還路を介して浸漬槽へ返還し、該炭化水素系溶剤が分離されたフッ素系溶剤は凝縮液化してから返還路を介して前記蒸気発生手段へ返還することを特徴とする
2液式洗浄装置。
IPC (1件):
FI (1件):
Fターム (18件):
3B201AA02
, 3B201AA46
, 3B201AB08
, 3B201AB42
, 3B201BB02
, 3B201BB04
, 3B201BB12
, 3B201BB13
, 3B201BB14
, 3B201BB23
, 3B201BB82
, 3B201BB83
, 3B201BB92
, 3B201CB12
, 3B201CD22
, 3B201CD32
, 3B201CD33
, 3B201CD43
引用特許:
出願人引用 (2件)
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特許第2768743号公報
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有機溶剤を用いた洗浄装置
公報種別:公開公報
出願番号:特願平4-192323
出願人:東洋エンジニアリング株式会社, 東京特殊金網株式会社
審査官引用 (5件)
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特開平2-191581
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溶剤分離装置及びこれを使用した洗浄システム
公報種別:公開公報
出願番号:特願2002-111900
出願人:株式会社トータルシステムズ
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洗浄装置
公報種別:公開公報
出願番号:特願2000-063967
出願人:ジャパン・フィールド株式会社
-
洗浄装置
公報種別:公開公報
出願番号:特願平9-022201
出願人:大塚技研工業株式会社
-
トランスコアおよびトランスの処理方法
公報種別:公開公報
出願番号:特願2001-027315
出願人:神鋼パンテツク株式会社
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