特許
J-GLOBAL ID:200903047191849584

建築構造用厚鋼板の製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 小林 英一
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2002-165001
公開番号(公開出願番号):特開2004-010951
出願日: 2002年06月06日
公開日(公表日): 2004年01月15日
要約:
【課 題】入熱300kJ/cmを超える超大入熱溶接の溶接熱影響部靭性に優れ,かつ低降伏比を有する建築構造用厚鋼板の製造方法を提案する。【解決手段】溶鋼に、Siおよび/またはMnを添加して脱酸し、溶存酸素量を0.0030〜0.0120質量%に調整したのち、REMを添加して、溶存酸素量を0.0010〜0.0050質量%に調整するとともに、C、Si、Mn、Pを適正範囲に調整し、さらに、S:0.0005〜0.0060%、REM:0.001〜0.03%を含み、Al、Tiをそれぞれ0.004%以下に制限した組成の溶鋼とし、ついで鋳造して鋼素材としたのち、該鋼素材を1000〜1250°Cに加熱したのち、圧延終了温度をAr3変態点以上とする熱間圧延を施し、ついで、(Ar3変態点-10°C)〜(Ar3変態点-70°C)まで平均冷却速度0.1〜0.7°C/sの冷却を施し、ついで、平均冷却速度が1°C/s以上、冷却停止温度を600°C以下の温度とする加速冷却を施しついで空冷する。【選択図】 なし
請求項(抜粋):
溶鋼に、Siおよび/またはMnを添加して脱酸し、溶存酸素量を0.0030〜0.0120質量%に調整したのち、REMを添加し溶存酸素量を0.0010〜0.0050質量%に調整するとともに、組成を調整して、質量%で、 C:0.03〜0.15%、 Si:0.05〜0.50%、 Mn:0.5〜 2.0%、 P:0.03%以下、 S:0.0005〜0.0060%、 REM:0.0010〜0.03% を含有し、AlおよびTiをそれぞれ0.004%以下に制限した組成の溶鋼とし、ついで該溶鋼を鋳造して鋼素材としたのち、該鋼素材に加熱温度:1000〜1250°Cで、圧延終了温度:Ar3変態点以上とする熱間圧延を施し、該熱間圧延終了後、平均冷却速度が 0.1〜 0.7°C/sの冷却を(Ar3変態点-10°C)〜(Ar3変態点-70°C)の温度域まで行い、ついで平均冷却速度が 1.0°C/s以上の冷却を 600°C以下の温度域まで施すことを特徴とする超大入熱溶接熱影響部靭性に優れ、かつ低降伏比を有する建築構造用厚鋼板の製造方法。
IPC (2件):
C21D8/02 ,  C21C7/06
FI (2件):
C21D8/02 B ,  C21C7/06
Fターム (28件):
4K013BA08 ,  4K013EA20 ,  4K013EA26 ,  4K013EA28 ,  4K032AA01 ,  4K032AA02 ,  4K032AA04 ,  4K032AA05 ,  4K032AA08 ,  4K032AA11 ,  4K032AA14 ,  4K032AA16 ,  4K032AA19 ,  4K032AA22 ,  4K032AA23 ,  4K032AA24 ,  4K032AA26 ,  4K032AA27 ,  4K032AA29 ,  4K032AA31 ,  4K032AA35 ,  4K032AA36 ,  4K032AA40 ,  4K032BA01 ,  4K032CA02 ,  4K032CA03 ,  4K032CC00 ,  4K032CD01
引用特許:
審査官引用 (7件)
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