特許
J-GLOBAL ID:200903047387343131
バイオマスの燃焼によって生じた灰分の有効利用方法
発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2007-240982
公開番号(公開出願番号):特開2009-066581
出願日: 2007年09月18日
公開日(公表日): 2009年04月02日
要約:
【課題】 バイオマスに含まれるミネラル有効成分は効率的に回収でき、かつ人体に好ましくない成分は除去して、ミネラル含有製品としては固体状のもの、あるいは液体状のものを製造するための方法を提供する。 【解決手段】 樹木、竹、草、海藻などのバイオマス素材を加熱、ガス化しCOを15%以上含有するガスを得るとともに、灰を主体とする固体残渣を回収する。この固体残渣を、(1)酸素含有量が2%以下の雰囲気条件で400°C以上に再加熱し、ついで超臨界状態の二酸化炭素で処理する、あるいは(2)酸素含有量が4%以上の雰囲気条件で400°C以上に再加熱し、得られた固体残渣に重金属錯化剤を加え、ついで超臨界状態の二酸化炭素で処理することによって、ミネラル含有灰分を得る。 さらに、このミネラル含有灰分を、(3)水あるいは酢酸を含む水によって処理、あるいは(4)亜臨界あるいは超臨界の水で処理して、ミネラル分を含有する液体を得る。 【選択図】図1
請求項(抜粋):
次ぎの処理工程によって、ミネラル含有灰分を得ることを特徴とする、バイオマスの燃焼によって生じた灰分の有効利用方法。
(1)樹木、竹、草、海藻などのバイオマス素材に酸素を含むガスを供給して、COを15%以上含有するガスを得るとともに、灰を主体とする固体残渣を回収する第1工程
(2-1)灰を主体とする固体残渣を雰囲気の酸素ガス濃度を0.1%以上、2%以下に調整しつつ400°C以上,600°C以下に再加熱して、炭素分および有機物分の燃焼を行う第2工程
(3-1)得られた固体残渣を超臨界状態の二酸化炭素で処理してミネラル含有灰分を得る第3工程。
IPC (5件):
B09B 3/00
, C02F 1/68
, A23K 1/00
, A23K 1/16
, C09K 17/02
FI (9件):
B09B3/00 302Z
, B09B3/00 303L
, B09B3/00 304G
, C02F1/68 510B
, C02F1/68 520B
, C02F1/68 530A
, A23K1/00 103
, A23K1/16
, C09K17/02 H
Fターム (25件):
2B150AB01
, 2B150AE05
, 2B150CA02
, 2B150CA03
, 2B150CA16
, 2B150CA20
, 2B150DH32
, 2B150DH35
, 4B018LB08
, 4B018MD01
, 4B018ME14
, 4B018MF14
, 4D004AA02
, 4D004AA36
, 4D004AC05
, 4D004BA04
, 4D004BA10
, 4D004CA24
, 4D004CA28
, 4D004CA39
, 4D004CC01
, 4D004CC03
, 4D004CC06
, 4D004CC15
, 4H026AA01
引用特許:
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