特許
J-GLOBAL ID:200903047408720852

釣合い試験機の調整方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (2件): 稲岡 耕作 ,  川崎 実夫
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2002-193526
公開番号(公開出願番号):特開2004-037200
出願日: 2002年07月02日
公開日(公表日): 2004年02月05日
要約:
【課題】測定すべき非対称ロータが複数種類ある場合に、釣合い試験機の調整に時間を要していた。【解決手段】1つのマスタロータの不釣合いを測定した結果、その測定結果の変化量が、複数の種類の非対称ロータの測定結果にも同様に現れるものとの前提に立ち、予め測定されて記憶されている複数の種類の非対称ロータの基準値を補正する。【効果】かかる補正により、1つのマスタロータの不釣合い測定結果によって、複数の種類の非対称ロータについての基準値を補正できる。よって釣合い試験機の調整に要する時間が短時間でよい。また、1つのマスタロータを準備すればよく、その保管等も容易である。【選択図】 図2
請求項(抜粋):
回転軸線に対して重量分布が対称でない非対称ロータの不釣合いを測定する釣合い試験機のための調整方法であって、 不釣合いを測定する非対称ロータは複数種類あり、 前記釣合い試験機には、所定の非対称ロータの重量分布に起因する固有の不釣合いにより生じる振動を打ち消すために、回転駆動系に前記振動を打ち消すための補償錘が備えられており、 不釣合いを測定すべき前記複数種類の非対称ロータについて、それぞれ、その不釣合い分布が正しい状態の時に前記釣合い試験機から出力される測定結果が基準値として予め測定されて記憶されており、 不釣合い分布が所定の状態に調整された1つの補正用マスタロータを準備し、所定の測定時期が来るごとに、前記補正用マスタロータを前記釣合い試験機で測定して、その測定結果を記憶し、 前回の測定結果および今回の測定結果から得られた補正用マスタロータの測定結果の変化量を、各非対称ロータの基準値に加算することによって、不釣合いを測定すべき前記複数種類の非対称ロータの基準値を、それぞれ、補正することを特徴とする、釣合い試験機の調整方法。
IPC (2件):
G01M1/30 ,  G01M1/16
FI (2件):
G01M1/30 ,  G01M1/16
Fターム (3件):
2G021AB03 ,  2G021AC11 ,  2G021AH01
引用特許:
出願人引用 (7件)
全件表示

前のページに戻る