特許
J-GLOBAL ID:200903047412820810

エアバッグ装置を備えた車輛用シート

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 名嶋 明郎 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-231262
公開番号(公開出願番号):特開平9-071204
出願日: 1995年09月08日
公開日(公表日): 1997年03月18日
要約:
【要約】【課題】 エアバッグがシートカバーの縫合部を容易に開裂して側方より膨出されるエアバッグ装置を備えた車輛用シートを提供すること。【解決手段】 シートバックフレーム4に被覆したシートカバー5を膨張するエアバッグ2の展開圧力により破断するように、シートバックフレーム4のエアバッグ装置1が埋設された側にベルト掛止部9を設ける一方、シートカバー5はシート表面被覆部5aとカマチ被覆部5bとシート背面被覆部5cとを前後の縫合部7a、7bで縫合され且つ前記ベルト掛止部9に対応する側のカマチ被覆部5bの内側に帯状体10をその前端が前方の縫合部7aに共縫いされ、後端が後方の縫合部7bに前方より強く共縫いされたものとする。
請求項(抜粋):
シートバックフレーム(4) に被覆されたシートカバー(5) をシートバックフレーム(4) の側面に埋設したエアバッグ装置(1) のインフレータの作動で膨張するエアバッグ(2) の展開圧力により破断して側方に膨出するエアバッグ(2) により乗員を拘束するようにしたエアバッグ装置を備えた車輛用シートにおいて、シートバックフレーム(4) の前記エアバッグ装置(1) が埋設された側にベルト掛止部(9)を設けておく一方、シートカバー(5) はシート表面被覆部(5a)とカマチ被覆部(5b)とシート背面被覆部(5c)とを前後の縫合部(7a)、(7b)において縫合され、且つ前記エアバッグ装置(1) に対応する側のカマチ被覆部(5b)の内側に帯状体(10)をその前端が前方の縫合部(7a)に共縫いされ、後端が後方の縫合部(7b)に前方より強く共縫いされた帯状体付の縫製カバーであり、シートバックフレーム(4) に被覆されるシートカバー(5) の帯状体(10)の中間部を前記ベルト掛止部(9)に掛止させてインフレータの作動時に前方の縫合部(7a)にエアバッグ(2) の展開圧力が集中してこの部分からシートカバー(5) が迅速に開裂されるようにしたことを特徴とするエアバッグ装置を備えた車輛用シート。
引用特許:
出願人引用 (6件)
全件表示

前のページに戻る