特許
J-GLOBAL ID:200903047568230002

音声対話制御方法、音声対話制御装置、音声対話制御プログラム

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (2件): 草野 卓 ,  稲垣 稔
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2003-121290
公開番号(公開出願番号):特開2004-325848
出願日: 2003年04月25日
公開日(公表日): 2004年11月18日
要約:
【課題】システムと利用者との対話により必要事項を入力する音声入力装置において、システムと利用者との対話を円滑に行わせる音声対話制御方法を提案する。【解決手段】システムの第1音声出力が終了し、第2音声出力中に利用者からの割込音声入力が発生した場合、第2音声出力の内容の重要度が高い場合は第2音声出力を継続して出力させ、第2音声出力の内容を全て利用者に伝達し、重要度の低い内容の場合は第2音声出力を一時停止させ、割込音声入力の発生状況、第1音声出力への応答状況を多岐に分類し、その分類に応じて割込音声入力を第2音声出力に対する応答として取り込む処理、割込音声入力を第1音声出力に対する応答として取り込む処理、一時停止中の第2音声出力の再生を再開する処理等を実行させる。【選択図】 図1
請求項(抜粋):
システムからの第1音声出力が終了する毎に、この第1音声出力に対応する応答が音声で入力され、この音声入力をシステムで音声認識し、音声認識結果を直前に終了した第1音声出力に対応する入力値として取得する通常応答処理を実行し、この通常応答処理後に第2音声出力を発生する対話動作を繰返す音声対話制御方法において、 システムの第1音声出力が終了し、第2音声出力中に割込音声入力が発生した場合、上記第2音声出力の内容の重要度を考慮して予め定められた音声出力停止/非停止情報に基づいて、上記第2音声出力を継続させるか、一時停止させるかを判定する第1判定処理と、 この第1判定処理において上記第2音声出力を一時停止すると判定した場合、上記第2音声出力の開始から、利用者からの上記割込音声入力の始端までの所要時間を計測することにより、第2音声出力中での利用者からの割込位置を取得し、割込位置の時刻が予め設定した所定の値より早ければ、上記第2音声出力の内容は利用者に未伝達と判定し、上記割込位置の時刻が予め設定した所定の値より遅ければ、上記第2音声出力の内容は利用者に伝達済と判定する第2判定処理と、 利用者からの上記割込音声入力に対して、認識結果、認識尤度、認識音声の継続長などから、割込音声が十分な内容を伴う非断片発話であったか、それとも十分な内容を伴わない断片的な発話であったかを判定する第3判定処理と、 を実行し、これら第1判定処理、第2判定処理、第3判定処理の各判定結果に応じて、 上記第1判定処理で上記第2音声出力を継続させると判定した場合に、上記割込音声入力を無視して上記第2音声出力を継続して出力する動作を実行する第1応答処理と、 上記第1判定処理で上記第2音声出力を一時停止させると判定した場合に、上記第2音声出力の再生を一時停止させる処理を実行する第2応答処理と、 上記第2判定処理で伝達済と判定し、更に上記第3判定処理で上記割込入力を非断片発話、と判定した場合は上記割込音声入力を上記第2音声出力に対する応答として取り込む処理を行う第3応答処理と、 上記第2判定処理で未伝達と判定し、更に上記第3判定処理で上記割込音声入力が非断片発話である、と判定した場合は上記割込音声入力を上記第1音声出力に対する応答として取り込む処理を行う第4応答処理と、 上記第2判定処理で伝達済と判定し、上記第3判定処理で断片発話と判定した場合は上記第2応答処理により停止されている上記第2音声出力の再生を再開させる第5応答処理と、 上記第2判定処理で未伝達と判定され、更に上記第3判定処理で上記割込入力が断片発話と判定した場合は、上記第2応答処理により停止されている上記第2音声出力の再生を冒頭から出力し直す第6応答処理と、 上記第2判定処理で未伝達と判定され、上記第3判定処理で上記割込音声入力は断片発話と判定され、更に上記第1音声出力に対して利用者からの応答がなかった場合は上記第1音声出力を冒頭から出力し直す第7応答処理と、 の何れかを実行する音声対話制御方法。
IPC (3件):
G10L15/22 ,  G10L13/00 ,  G10L15/28
FI (4件):
G10L3/00 571U ,  G10L3/00 571K ,  G10L3/00 G ,  G10L3/00 R
Fターム (8件):
5D015AA01 ,  5D015AA02 ,  5D015AA04 ,  5D015KK04 ,  5D015LL10 ,  5D045AA01 ,  5D045AA02 ,  5D045AB30
引用特許:
出願人引用 (5件)
  • 特公平8-031021
  • 音声対話システム
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平4-211768   出願人:株式会社東芝
  • 特開昭62-105198
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