特許
J-GLOBAL ID:200903047632891735

高流動性コンクリート組成物、その組成物用の分離低減剤及び共重合体

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (2件): 大家 邦久 (外1名) ,  大家 邦久 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-078440
公開番号(公開出願番号):特開平10-053627
出願日: 1997年03月28日
公開日(公表日): 1998年02月24日
要約:
【要約】【課題】 材料分離抵抗性に優れ、一般的な生コンクリート製造工場での作業性に優れる有用な高流動性コンクリート組成物、その組成物の分離低減剤、及び分離低減剤として有用な新規共重合体を提供する。【解決手段】 (i)式:CΗ2=CHNR1COR2(1)由来の単位10〜100重量%、式:CH2=CR3X1R4SO3X2(2)由来の単位0〜60重量%、及び式:CΗ2=CR5X3(3)由来の単位0〜40重量%の(共)重合体からなる分離低減剤(式中の記号は明細書に記載の意味を有する。)、(ii)セメント、微粉末、セメント分散剤、骨材及び前記分離低減剤を特定の割合で含有し、JISA 1101によるスランプフロー値が45cm以上であるコンクリート組成物、及び(iii)前記式(1)〜(3)由来の単位を特定割合で含む新規共重合体。
請求項(抜粋):
一般式(1)CΗ2=CHNR1COR2 (1)(式中、R1及びR2は、同一でも異なってもよく、各々水素原子またはメチル基を表わす。)で示される化合物に由来する単位40〜89重量%、一般式(2)CH2=CR3X1R4SO3X2 (2)(式中、R3は水素原子またはメチル基を表わし、R4は炭素数1〜4の直鎖状アルキレン基または分岐状アルキレン基を表わし、X1は-CONΗ-または-COO-を表わし、X2は水素原子、アルカリ金属、アンモニウム塩または有機アンモニウム塩を表わす。)で示される化合物に由来する単位10〜50重量%、及び一般式(3)CΗ2=CR5X3 (3)(式中、R5は水素原子またはメチル基を表わし、X3は-CN、-COOR6、-CONΗ2、-CONHR7、-COR8、-OCOR9または-OR10を表わす。ただし、R6は水素原子、アルカリ金属、アンモニウム塩、有機アンモニウム塩または炭素数1〜4のアルキル基を表わし、そのアルキル基の1個の水素原子は-OΗまたは-NR11R12で置き換えることができる。また、R7は炭素数1〜4のアルキル基を表わし、そのアルキル基の1個の水素原子は-OHまたは-NR11R12で置き換えることができ、R8、R9、R10、R11及びR12は炭素数1〜4のアルキル基を表わす。)で示される化合物に由来する単位1〜30重量%(一般式(1)〜(3)で示される化合物に由来する単位の総和は100重量%とする。)からなる共重合体。
IPC (11件):
C08F226/02 ,  C04B 24/26 ,  C08F216/12 ,  C08F216/36 ,  C08F218/04 ,  C08F220/02 ,  C08F220/10 ,  C08F220/38 ,  C08F220/42 ,  C08F220/54 ,  C04B103:32
FI (14件):
C08F226/02 ,  C04B 24/26 F ,  C04B 24/26 A ,  C04B 24/26 D ,  C04B 24/26 B ,  C04B 24/26 E ,  C08F216/12 ,  C08F216/36 ,  C08F218/04 ,  C08F220/02 ,  C08F220/10 ,  C08F220/38 ,  C08F220/42 ,  C08F220/54
引用特許:
審査官引用 (5件)
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