特許
J-GLOBAL ID:200903047719399071

サスペンション制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 森 哲也 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-198636
公開番号(公開出願番号):特開平8-058337
出願日: 1994年08月23日
公開日(公表日): 1996年03月05日
要約:
【要約】【目的】減衰力を制御しない不感帯幅を狭くすることにより有効な減衰力の発現時間を長くし、大きな振動入力の収束を早めてふわつき感を抑制防止する。【構成】振動入力により揺動するバネ上上下速度の絶対値|X2i' |が所定値X2i1'以上であるときには、当該振動入力の揺り返しが減衰するまでのバネ上上下速度X2i' のゼロクロスカウンタCNTが所定カウント値CNT0 になるまで,アクチュエータであるステップモータが駆動しない不感帯閾値X2i0'を所定値X2i00' (=0)として、減衰力可変ショックアブソーバで有効な減衰力D/Fの発現するタイミングを早くしたり,その発現時間を長くして、大きな振動入力に対する減衰効果を高めてその収束を早くする構成とした。
請求項(抜粋):
車体側部材及び車輪側部材間に介装されて,入力される制御信号に応じて駆動されるアクチュエータによって弁体の位置を制御することにより,伸側及び圧側の何れかの減衰力を大きく設定又は双方の減衰力を小さく設定可能な減衰力可変ショックアブソーバと、車体のバネ上上下速度に関係した車体挙動を検出するバネ上上下速度検出手段と、少なくとも前記バネ上上下速度検出手段で検出されたバネ上上下速度検出値に基づいて車体の姿勢変化を抑制する減衰力を算出して,当該減衰力に対応する弁体の目標位置に当該弁体の実際の位置が一致するような前記制御信号を設定すると共に,少なくとも前記バネ上上下速度検出値が所定のバネ上上下速度値より小さいときには前記アクチュエータが駆動しない制御信号を設定して,これらの制御信号を前記アクチュエータに出力して前記減衰力可変ショックアブソーバの減衰力を制御する制御手段とを備えたサスペンション制御装置において、前記バネ上上下速度検出手段で検出されたバネ上上下速度検出値が所定の上下速度値以上であるときに,前記所定バネ上上下速度値を所定量だけ小さく変更設定する閾値変更手段とを備えたことを特徴とするサスペンション制御装置。
IPC (2件):
B60G 17/015 ,  F16F 9/50
引用特許:
審査官引用 (2件)

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