特許
J-GLOBAL ID:200903047734867596

動圧軸受装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 後藤 隆英
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-166569
公開番号(公開出願番号):特開平10-339320
出願日: 1997年06月09日
公開日(公表日): 1998年12月22日
要約:
【要約】【課題】 動圧軸受装置の焼き付き等の発生を防止し、長寿命化を図る。【解決手段】 動圧軸受部22a,22aの間に形成される潤滑剤溜り部33を、第1、第2の潤滑剤溜り部33a,33bに分けると共に、動圧軸受部22aに隣接して第2の潤滑剤溜り部33bを設け、第2の潤滑剤溜り部33b,33b同士の間に隣接して第1の潤滑剤溜り部33aを設け、この時第2の潤滑剤溜り部33bを第1の潤滑剤溜り部33aに比して気泡を発生し難くし、気泡が発生する場合には、第1の潤滑剤溜り部33aに発生させて滞留させるようにする一方で、第2の潤滑剤溜り部33bを、回転時に動圧軸受部22aに必要とされる潤滑剤8の補充量を確保し得る大きさに設定し、第1の潤滑剤溜り部33aに気泡4が発生・滞留していても、第2の潤滑剤溜り部33bから動圧軸受部22aへの潤滑剤8の補充を良好に行い得るように構成してなるもの。
請求項(抜粋):
軸側部材と、当該軸側部材と嵌合する軸受側部材と、を有し、前記軸側部材と前記軸受側部材との間に2つの動圧軸受部を形成し、これらの2つの動圧軸受部の間に潤滑剤を連続充填して相対回転可能とした動圧軸受装置において、前記2つの動圧軸受部の間に、第1の潤滑剤溜り部と、この第1の潤滑剤溜り部と前記動圧軸受部との間に位置し前記第1の潤滑剤溜り部に比して気泡の発生し難い第2の潤滑剤溜り部と、を設け、前記第2の潤滑剤溜り部は、回転時に前記動圧軸受部に必要とされる前記潤滑剤の補充量が確保される大きさに設定されていることを特徴とする動圧軸受装置。
IPC (2件):
F16C 17/10 ,  F16C 33/10
FI (2件):
F16C 17/10 A ,  F16C 33/10 Z
引用特許:
審査官引用 (5件)
  • 電動機
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平7-099741   出願人:日本電産株式会社
  • スピンドルモータ
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平6-022144   出願人:日本電産株式会社
  • 特許第2506930号
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