特許
J-GLOBAL ID:200903047756039530

音響インキ放出器

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 吉田 研二 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-361037
公開番号(公開出願番号):特開2000-185398
出願日: 1999年12月20日
公開日(公表日): 2000年07月04日
要約:
【要約】【課題】 ホットメルトインキを用いて音響レンズの完全焦点ゾーン内に充填する時、焦点経路において大幅な音響減衰が起きる。音波が過度に減衰される時、インキ滴を放出することはできない。あるいは好ましくない無変形インキ滴または極めて低速の誤方向インキ滴を発生する。【解決手段】 固体低音波減衰構造体62は電鋳ニッケル金型で成形され、集束レンズ76とインキ層の表面との間で音響放出器内に組み込まれる。本構造体62は、低い音波減衰の特性を有して、音響インキ放出器内での音波伝達の効率を高める。これらの構造体を用いて、音響インキプリンタは、ホットメルトインキを含む高粘度の材料を正確に放出することができる。
請求項(抜粋):
最上面と底面を備える基体構造体と、基体の前記底面に密に取り付けられたトランスジューサと、前記トランスジューサを横切って接続されるエネルギー源であって、トランスジューサから基体を通して伝達される音波を発生させるエネルギー源と、トランスジューサ上の位置で基体の上面上に形成される音響レンズであって、基体を通して伝達される音波が音響レンズに伝達され、音波を微小焦点領域に集束させる音響レンズと、前記音響レンズ上に配置される固体低音波減衰要素と、前記固体低音波減衰要素上に配置される多孔板と、前記固体低音波減衰要素の上面と前記多孔板の下面との間に配置されるインキリザーバと、からなり、集束された音波は、前記固体低音波減衰要素を通過し、インキ滴を前記リザーバから噴出させるために十分な音響エネルギーを有する前記インキリザーバに入ることを特徴とする音響インキ放出器。
引用特許:
審査官引用 (8件)
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