特許
J-GLOBAL ID:200903047805648629

路面摩擦係数状態検出装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 森 哲也 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-304996
公開番号(公開出願番号):特開平8-156627
出願日: 1994年12月08日
公開日(公表日): 1996年06月18日
要約:
【要約】【目的】大きな横加速度や前後加速度を必要とせず、小さな車両旋回運動の過渡期に路面摩擦係数状態μを検出可能な路面摩擦係数状態検出装置を提供する。【構成】車両旋回運動で発生するヨーレートの路面μに応じた遅れ時間を明確に検出するために,ステアリングホイール操舵角θや操舵角速度θ' からステアリングホイールの切込み時を限定し、この切込み中に発生する実ヨーレートψ' の,適切な所定路面μに相当する遅れ時間を見込んだ車両運動モデル式等から算出される目標ヨーレートψ'*に対する比率から、遅れ時間比に相当する時定数比β(i) を算出して,これを当該切込み中で平均化して平均時定数比βAVE(i)を算出し、当該切込みが終了したら,前記平均時定数比βAVE(i)を更に重み付け平均化して多重平均時定数比β(k) を算出し、この多重平均時定数比β(k) を前記所定路面μに乗じて当該路面μを算出する構成とした。
請求項(抜粋):
車両の横方向に発生する実際の横運動量を検出する実横運動量検出手段と、運転者の操作量と運転者の操作とに起因して発生する物理量のうち、少なくともどちらか一方の物理量から、所定の路面摩擦係数状態で当該車両が達成すべき目標とする横運動量を,所定の遅れ時間を用いて設定する目標横運動量設定手段と、前記目標横運動量設定手段で目標横運動量設定値の設定に用いられる遅れ時間と,前記実横運動量検出手段で検出された実横運動量検出値の遅れ時間とを比較する遅れ時間比較手段と、前記遅れ時間比較手段で比較された目標横運動量設定値及び実横運動量検出値の遅れ時間比率から得られる路面の摩擦係数状態の比率に基づいて当該路面の摩擦係数状態を検出する路面摩擦係数状態検出手段とを備えたことを特徴とする路面摩擦係数状態検出装置。
IPC (2件):
B60K 17/348 ,  B60G 17/015
引用特許:
審査官引用 (5件)
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