特許
J-GLOBAL ID:200903047903736862

スパークプラグ及びその製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 菅原 正倫
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-380825
公開番号(公開出願番号):特開2002-184552
出願日: 2000年12月14日
公開日(公表日): 2002年06月28日
要約:
【要約】【課題】 主体金具表面を覆うクロメート層として六価クロム含有量が少ないものを使用しつつ、加締め部及び取付ねじ部の双方における防食性能を十分に確保することができるスパークプラグを提供する。【解決手段】 スパークプラグ100は、主体金具1の外周面に取付ねじ部7が形成されるとともに、絶縁体2側の加締め受部2eに向けて曲げ加締めすることにより加締め部1dが形成される。主体金具1は、鋼鉄製の下地本体部が、加締め部1dの外面と取付ねじ部7とを含む外周面が、加締め部1dの外面における厚さが5〜15μmとなるように形成された電解ニッケルメッキ層41と、その電解ニッケルメッキ層41上に接して形成されるとともに、含有されるクロム成分の95質量%以上が三価クロムであって、膜厚が0.05〜0.5μmである電解クロメート層42とからなる複合層によって被覆される。該複合層は、硬さ測定用圧子の先端が電解クロメート層42を貫通して電解ニッケルメッキ層41側に食い込むように、荷重50mNにて測定した複合層のビッカース硬さが170〜650とされる。
請求項(抜粋):
筒状の絶縁体と、その絶縁体が軸線方向において内側に挿通される筒状に形成されるとともに、その外周面には軸線方向における第一端側に内燃機関への取付ねじ部が形成される一方、第二端側の開口部に、前記絶縁体側の加締め受部に向けて曲げ加締めすることにより加締め部が形成された主体金具とを有し、該主体金具は、鋼鉄製の下地本体部を有するとともに、該下地本体部の前記加締め部外面と前記取付ねじ部とを含む外周面が、前記加締め部外面における厚さが5〜15μmとなるように形成された電解ニッケルめっき層と、その電解ニッケルめっき層上に接して形成されるとともに、含有されるクロム成分の95質量%以上が三価クロムであって、膜厚が0.05〜0.5μmである電解クロメート層とからなる複合層によって被覆されてなり、かつ、硬さ測定用圧子の先端が前記電解クロメート層を貫通して前記電解ニッケルめっき層側に食い込むように、荷重50mNにて測定した前記複合層のビッカース硬さが170〜650であることを特徴とするスパークプラグ。
IPC (4件):
H01T 13/36 ,  F02P 13/00 301 ,  H01T 13/20 ,  H01T 21/02
FI (4件):
H01T 13/36 ,  F02P 13/00 301 J ,  H01T 13/20 E ,  H01T 21/02
Fターム (9件):
3G019KA01 ,  5G059AA04 ,  5G059CC02 ,  5G059GG01 ,  5G059GG03 ,  5G059GG05 ,  5G059GG07 ,  5G059GG09 ,  5G059JJ09
引用特許:
出願人引用 (7件)
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