特許
J-GLOBAL ID:200903047908831294

光学活性分子の絶対配置決定方法、絶対配置決定装置、及びプログラム

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (4件): 中島 淳 ,  加藤 和詳 ,  西元 勝一 ,  福田 浩志
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2005-105319
公開番号(公開出願番号):特開2006-284390
出願日: 2005年03月31日
公開日(公表日): 2006年10月19日
要約:
【課題】光学活性分子の絶対配置を簡易且つ確実に決定する光学活性分子の絶対配置決定方法及び決定装置を提供する。【解決手段】光学活性分子の円二色性スペクトル及び吸収スペクトルを測定する。光学活性分子のR体及びS体の各々について、R体及びS体の分子構造情報から理論円二色性スペクトル及び理論吸収スペクトルを各々生成し、理論吸収スペクトルの実測吸収スペクトルからのシフト量を用いて理論円二色性スペクトルを補正する。そして、実測円二色性スペクトルのコットン効果の符号と補正後のR体の理論円二色性スペクトルのコットン効果の符号とを比較して、両符号が一致する場合には前記光学活性分子の絶対配置はR体であると判定し、両符号が一致しない場合には前記光学活性分子の絶対配置はS体であると判定する。【選択図】なし
請求項(抜粋):
光学活性分子の円二色性スペクトル及び吸収スペクトルを測定するスペクトル測定工程と、 前記光学活性分子のR体及びS体の各々について、R体及びS体の分子構造から理論円二色性スペクトル及び理論吸収スペクトルを各々生成する理論スペクトル生成工程と、 前記光学活性分子のR体及びS体の各々について、理論吸収スペクトルの実測吸収スペクトルからのシフト量を用いて理論円二色性スペクトルを補正するスペクトル補正工程と、 実測円二色性スペクトルのコットン効果の符号と補正後のR体の理論円二色性スペクトルのコットン効果の符号とを比較して、両符号が一致する場合には前記光学活性分子の絶対配置はR体であると判定し、両符号が一致しない場合には前記光学活性分子の絶対配置はS体であると判定する絶対配置判定工程と、 を有する光学活性分子の絶対配置決定方法。
IPC (2件):
G01N 21/19 ,  G01N 21/21
FI (2件):
G01N21/19 ,  G01N21/21 Z
Fターム (8件):
2G059AA01 ,  2G059AA02 ,  2G059EE01 ,  2G059EE12 ,  2G059MM01 ,  2G059MM05 ,  2G059MM10 ,  2G059PP04
引用特許:
出願人引用 (3件) 審査官引用 (3件)

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