特許
J-GLOBAL ID:200903099459005562
キラル化合物の絶対配置決定方法
発明者:
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出願人/特許権者:
代理人 (9件):
三枝 英二
, 掛樋 悠路
, 小原 健志
, 中川 博司
, 舘 泰光
, 斎藤 健治
, 藤井 淳
, 関 仁士
, 中野 睦子
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2003-029190
公開番号(公開出願番号):特開2004-264049
出願日: 2003年02月06日
公開日(公表日): 2004年09月24日
要約:
【課題】簡便で高い感度で高精度であるジアミン、アミノアルコールなどのキラル化合物絶対配置決定方法を提供する。【解決手段】ポルフィリン2量体とキラル化合物とを含む試料溶液について円二色分光光度分析を行い、コットン効果の符号からキラル化合物の不斉炭素の絶対配置を決定する方法であって、ポルフィリン2量体が炭素鎖で架橋されており、一方のポルフィリン環は金属中心を有し、他方のポルフィリン環はフリーのポルフィリン環であり且つフリーのポルフィリン環において架橋炭素鎖に結合した炭素からポルフィリン環の外周に沿って二つ目の炭素の少なくとも一方にメチル基以上にバルキーな置換基を有し、キラル化合物がポルフィリン2量体に配位可能であり且つポルフィリン2量体に配位可能な基と不斉炭素が直接結合しているか、または配位可能な基と不斉炭素との間に炭素原子が1原子介在していることを特徴とする方法。【選択図】なし
請求項(抜粋):
ポルフィリン2量体とキラル化合物とを含む試料溶液について円二色分光光度分析を行い、コットン効果の符号から前記キラル化合物の不斉炭素の絶対配置を決定する方法であって、
前記ポルフィリン2量体が、
(a)炭素鎖で架橋されたポルフィリン2量体であり、
(b)一方のポルフィリン環は金属中心を有し、他方のポルフィリン環はフリーのポルフィリン環であり、且つ
(c)前記フリーのポルフィリン環において、架橋炭素鎖に結合した炭素からポルフィリン環の外周に沿って二つ目の炭素の少なくとも一方にメチル基以上にバルキーな置換基を有するポルフィリン2量体であり、
前記キラル化合物が、
(i) 前記ポルフィリン2量体に配位可能なキラル化合物であり、且つ
(ii) 前記ポルフィリン2量体に配位可能な基と不斉炭素が直接結合しているキラル化合物、または前記配位可能な基と不斉炭素との間に炭素原子が1原子介在しているキラル化合物である
ことを特徴とするキラル化合物の不斉炭素の絶対配置を決定する方法。
IPC (2件):
FI (2件):
G01N21/19
, C07D519/00 311
Fターム (7件):
2G059AA01
, 2G059AA03
, 2G059BB04
, 2G059CC15
, 2G059HH02
, 2G059HH03
, 4C072MM04
引用特許:
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