特許
J-GLOBAL ID:200903049824398016

キラル化合物の絶対配置決定方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 三枝 英二
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2002-007330
公開番号(公開出願番号):特開2003-207444
出願日: 2002年01月16日
公開日(公表日): 2003年07月25日
要約:
【要約】【課題】溶媒を使用せずにキラル化合物の絶対配置を決定する方法を提供する。【解決手段】キラル化合物、金属ポルフィリン2量体及びハロゲン化アルカリを含む成形体について円二色性分光光度分析を行うことによって、当該キラル化合物の絶対配置を決定する方法であって、1) 当該金属ポルフィリン2量体が、炭素鎖で架橋された金属ポルフィリン2量体であり、2量体の少なくとも一方のポルフィリン環において、架橋炭素鎖に結合した炭素からポルフィリン環の外周に沿って二つめの炭素の少なくとも一方にエチル基以上にバルキーな置換基を有し、2) 当該キラル化合物が、前記金属ポルフィリン2量体に配位可能なキラル化合物であり、且つ金属ポルフィリン2量体に配位可能な基と不斉炭素が直接結合しているか、又は配位可能な基と不斉炭素との間に炭素原子が1原子介在していることを特徴とするキラル化合物の不斉炭素の絶対配置決定方法。
請求項(抜粋):
キラル化合物、金属ポルフィリン2量体およびハロゲン化アルカリを含む成形体について円二色性分光光度分析を行うことによって、当該キラル化合物の絶対配置を決定する方法であり、(1) 当該金属ポルフィリン2量体が、炭素鎖で架橋された金属ポルフィリン2量体であり、前記2量体の少なくとも一方のポルフィリン環において、架橋炭素鎖に結合した炭素からポルフィリン環の外周に沿って二つめの炭素の少なくとも一方に、エチル基以上にバルキーな置換基を有し、(2) 当該キラル化合物が、(i)前記金属ポルフィリン2量体に配位可能なキラル化合物であり、且つ(ii)前記金属ポルフィリン2量体に配位可能な基と不斉炭素が直接結合しているか、または前記配位可能な基と不斉炭素との間に炭素原子が1原子介在している、ことを特徴とするキラル化合物の不斉炭素の絶対配置決定方法。
Fターム (8件):
2G059AA02 ,  2G059BB04 ,  2G059CC12 ,  2G059EE05 ,  2G059EE12 ,  2G059HH02 ,  2G059HH03 ,  2G059JJ01
引用特許:
審査官引用 (5件)
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