特許
J-GLOBAL ID:200903047928307575

2つの金属加工物を摩擦攪拌溶接する方法、2つの金属加工物間の溶接接合部、および2つの金属加工物間の溶接重ね合わせ接合部

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 深見 久郎 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-204777
公開番号(公開出願番号):特開2000-061664
出願日: 1999年07月19日
公開日(公表日): 2000年02月29日
要約:
【要約】【課題】 溶接された接合部が腐食性の環境にさらされないようにする、摩擦攪拌溶接のプロセスを提供する。【解決手段】 摩擦攪拌溶接された接合部の表面を覆う耐食性材料のゾーンは、接合された加工物の表面の一方または双方に耐食性材料の層を与えて、この層が、少なくとも摩擦攪拌溶接動作中に可塑性にされる溶接ゾーンを覆うようにする。摩擦攪拌溶接ツールが耐食性材料の層に接触し、このツールが剪断を生じさせ、溶接された接合部の表面に沿う耐食性材料の可塑性の流れを生じさせる。このようにして耐食性材料は可塑化された金属の部分と冶金的に接合し、耐食性ゾーンを形成して溶接された接合部が腐食性の環境にさらされないようにする。
請求項(抜粋):
接合部が前記接合部の外表面を覆う耐食材料の冶金的に接合された層を有するように、間にある前記接合部に沿って2つの金属加工物を摩擦攪拌溶接する方法であって、前記加工物を互いに接触するように位置決めして、前記加工物がともに溶接されるべき間にある接合部を規定するステップと、前記接合部に沿って前記加工物間に冶金的接合部を形成するために可塑的にされるべき加工物間の接合部に及ぶ溶接ゾーンを規定するステップとを含み、前記溶接ゾーンは外表面を有し、さらに、耐食性材料の層で前記溶接ゾーンの外表面を覆うステップと、前記接合部に沿って前記加工物を摩擦攪拌溶接して前記溶接ゾーンにおける金属を可塑化し、前記接合部の外表面に沿う耐食性材料の可塑的な流れと、耐食性性材料と可塑化された金属の一部との冶金的接合とを引き起こし、かつ前記接合部の外表面を覆う耐食性材料を形成するステップとを含む、方法。
IPC (3件):
B23K 20/12 310 ,  B23K 20/00 360 ,  B23K103:10
FI (2件):
B23K 20/12 310 ,  B23K 20/00 360 F
引用特許:
出願人引用 (2件) 審査官引用 (1件)
  • 摩擦撹拌接合法
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平9-171335   出願人:昭和アルミニウム株式会社

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