特許
J-GLOBAL ID:200903048041427327

音声合成装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 香取 孝雄
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-234578
公開番号(公開出願番号):特開平11-073198
出願日: 1997年08月29日
公開日(公表日): 1999年03月16日
要約:
【要約】【課題】 処理量および保持する情報量を従来の対称化素片作成法に比して微増にとどめながら1ピッチ相当波形素片作成法および対称化素片作成法の長所を合わせ持つような、接続が良く高調波成分の劣化の少ない素片作成方法を提供し、高品質の合成音声を得る。【解決手段】 素片作成回路105 において、素片データを作成し、素片書き込み回路112 で素片辞書106 に書き込んでいるが、有声子音を含む音韻中の有声子音部付近では、高周波成分のパワーの割合が音声信号のパワーに対して非常に大きくなっており、フーリエ分析に不向きである。音声信号に予め音韻中の位置を与えておき、音声信号が破裂音あるいは破擦音を含む有声子音部(/b /, /d /, /g /, /j /, /z /)の場合には、1ピッチ相当波形素片データを作成し、素片辞書106 へ書き込み、それ以外の部分では、対称化素片データを作成し素片辞書106 へ書き込む。
請求項(抜粋):
入力音声信号に予め音韻ラベルを与え、素片作成時に前記音韻ラベルを参照し、前記入力音声信号が破裂音または破擦音を含む有声子音部である場合に、1ピッチ相当波形素片データを作成し、前記入力音声信号が破裂音または破擦音を含む有声子音部でない場合には、対称化素片データを作成して、前記1ピッチ相当波形素片データおよび前記対称化素片データを素片辞書に書き込む素片データ書き込み手段と、前記素片辞書に書き込まれている前記1ピッチ相当波形素片データおよび前記対称化素片データを読み出し、ピッチ周期分ずらしながら重畳する音声合成手段とを含むことを特徴とする音声合成装置。
FI (2件):
G10L 5/04 E ,  G10L 5/04 F
引用特許:
出願人引用 (6件)
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審査官引用 (8件)
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