特許
J-GLOBAL ID:200903048043859429

熱間工具鋼

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 藤巻 正憲
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2002-093368
公開番号(公開出願番号):特開2003-286545
出願日: 2002年03月28日
公開日(公表日): 2003年10月10日
要約:
【要約】【課題】 成分の適正化によることなく、熱処理により基地組織を適正化することにより被削性を向上させることができ、本来有している鋼材の基本特性を著しく抵下することなく、被削性を著しく改善することができる熱間工具鋼を提供する。【解決手段】 Cr、Mo及びVの各成分について、偏析部/非偏析部の濃度比が1.4乃至1.9である。また、非偏析部/偏析部の面積率が0.40乃至0.60である。更に、40HRC以上の硬度に調質されていると共に、偏析部と非偏析部のマイクロビッカース硬度差(偏析部-非偏析部)がHV110乃至182である。更に、非金属介在物の清浄度がJIS dA0.005%以下、d(B+C)0.020%以下である。
請求項(抜粋):
C:0.20乃至0.55質量%、Si:0.10乃至0.80質量%、Mn:0.40乃至1.00質量%、P:0.007乃至0.011質量%、Cr:3.70乃至5.50質量%、W及びMoを単独又は複合で(1/2W+Mo):0.20乃至12.00質量%、V:0.10乃至3.00質量%、Ni:0.30質量%以下、Co:6.50質量%以下、S:0.150質量%以下、残部実質的にFe及び不可避的不純物からなる組成を有し、Cr、Mo及びVの各成分について、偏析部/非偏析部の濃度比が1.4乃至1.9であることを特徴とする熱間工具鋼。
IPC (5件):
C22C 38/00 302 ,  C22C 38/00 301 ,  C22C 38/60 ,  C21D 6/00 ,  C21D 6/00 101
FI (6件):
C22C 38/00 302 E ,  C22C 38/00 301 H ,  C22C 38/60 ,  C21D 6/00 L ,  C21D 6/00 W ,  C21D 6/00 101 A
引用特許:
出願人引用 (9件)
  • 特開昭63-203744
  • 特開昭64-039356
  • 熱間工具鋼
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平3-318407   出願人:山陽特殊製鋼株式会社
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