特許
J-GLOBAL ID:200903048066392447
記録ヘッド
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
高野 明近 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-189449
公開番号(公開出願番号):特開平11-034319
出願日: 1997年07月15日
公開日(公表日): 1999年02月09日
要約:
【要約】【課題】 振動板と電極との接触を防いで素子の歩留まりを向上させ、振動板が変形或いは復帰する時に起こる空気のダンパー効果を少なくし、振動板から発生する力のロスを少なくして駆動特性を向上させる。【解決手段】 下基板1の上には、振動板5に対向するように電極2が配置されており、上部には振動板5と加圧液室6となる凹部が設けられた振動板基板4が接合され、さらに、その上部には吐出口8及び流路9とが形成された上基板7が接合されている。振動板5と電極2の間に電界を印加して、振動板5を静電力で変形させ、その変形或いは変形が復元するときの復元力によって液室6の圧力を上昇させてインクを吐出させる。振動板基板4と電極2との間隔のうち、振動板直下での間隔G1よりも振動板直下以外での間隔G2の方が長くなるようにし、これにより、振動板直下以外での電極と振動板基板が接する頻度を低下できた。
請求項(抜粋):
記録体を吐出する吐出口と、該記録体に吐出の圧力を加える加圧液室を有しかつ該加圧液室の一部を構成する振動板が形成された振動板基板と、電極を形成した電極基板とを互いに対向する位置に配置し、前記電極と振動板の間に働く静電力によって該振動板を変形せしめ、該振動板の変形によって発生した圧力によって前記記録体を被記録体に吐出する記録ヘッドにおいて、前記振動板が形成されている振動板基板と電極との間隔が、振動板直下での間隔よりも振動板直下以外での間隔の方が長いことを特徴とする記録ヘッド。
IPC (2件):
引用特許:
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