特許
J-GLOBAL ID:200903048109153794

液封防振装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 小松 清光
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-373799
公開番号(公開出願番号):特開2001-187936
出願日: 1999年12月28日
公開日(公表日): 2001年07月10日
要約:
【要約】【目的】弾性膜部に起因する中周波領域の動バネピークを抑制する。【構成】第1の取付部材1と第2の取付部材2とを弾性本体部3で連結し、弾性本体部3内に主液室12を設け、仕切り部材11で副液室13と区画し、両室をダンピングオリフィス通路14で連通させる。仕切り部材11には弾性膜部22の設け、その上方を筒状部23を有するカバー部材20で覆う。筒状部23は頂部壁24を有し、その中央部で弾性膜部22状に開口部25を設ける。筒状部23の内側に形成された空間は弾性膜部22の膜共振に関与する液体量の収容部をなし、この液体量を主液室から区画して制限することにより弾性膜部22側の膜共振及びこれによって起こされる液柱共振の各共振エネルギーを下げる。
請求項(抜粋):
振動源側へ取付けられる第1の取付部材と、車体側へ取付けられる第2の取付部材と、これらの間に設けられる略円錐状の弾性本体部を備え、この弾性本体部を壁の一部とする液室を形成し、この液室内を仕切り部材にて主液室と副液室とに区画するとともに、これら主液室と副液室間をオリフィス通路で連通し、かつ仕切り部材の少なくとも一部に主液室の内圧変化を吸収するべく弾性変形する弾性膜部を設けた液封防振装置において、前記弾性膜部に振動を与えるエネルギー量を制御するための振動エネルギー制御手段を主液室内へ設けるとともに、前記振動エネルギー制御手段は、前記弾性膜部の主液室側表面を覆う部材であり、その弾性膜部上方位置に主液室との連絡用開口部を設け、かつこの開口部を弾性膜部の主液室側表面より主液室内方へ隔離して位置させたことを特徴とする液封防振装置。
IPC (2件):
F16F 13/18 ,  B60K 5/12
FI (2件):
B60K 5/12 F ,  F16F 13/00 620 R
Fターム (7件):
3D035CA05 ,  3J047AA03 ,  3J047CA02 ,  3J047CA17 ,  3J047CB06 ,  3J047DA01 ,  3J047FA02
引用特許:
審査官引用 (4件)
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