特許
J-GLOBAL ID:200903064453185110

液体封入式マウント及びその組立方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 野本 陽一
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-044936
公開番号(公開出願番号):特開平10-227328
出願日: 1997年02月14日
公開日(公表日): 1998年08月25日
要約:
【要約】【課題】 部品数を削減して簡素な構造で所要の振動減衰力及び振動絶縁性能を発揮し得る液体封入式マウントを提供し、その組立を容易にする。【解決手段】 隔壁8とこれに密接されたダイアフラム7の外周部7aとの間に第一液室Aと第二液室Bとを連通するショックオリフィスCが形成され、隔壁8にショックオリフィスCよりも流動抵抗の小さいアイドルオリフィスDが開設されている。ダイアフラム7の内周部7cは、隔壁8のアイドルオリフィスDの外周側に第一液室A側へ向けて形成された嵌合段差部83の内周面に嵌着した内周支持環72を介して、アイドルオリフィスDに対向配置されている。したがって液中での外筒1とのカシメに先立って、隔壁8、ダイアフラム7及びカップ部材2を、液外で予め仮組立することができる。
請求項(抜粋):
外筒(1)とセンターボス(4)との間に一体的に設けられ円周方向に連続したエラストマからなる弾性体(6)と、前記外筒(1)の内周に変位自在に封着されたエラストマからなるダイアフラム(7)と、外周が前記外筒(1)に固定されて前記弾性体(6)側の第一液室(A)と前記ダイアフラム(7)側の第二液室(B)との間を仕切る隔壁(8)と、前記ダイアフラム(7)を外側から覆うように配置され外周が前記外筒(1)に固定されると共に前記ダイアフラム(7)の外周に密嵌されたカップ部材(2)と、を備え、前記隔壁(8)とこの隔壁(8)に密接された前記ダイアフラム(7)の外周部との間に前記両液室(A,B)間を連通するショックオリフィス(C)が形成され、前記隔壁(8)に前記ショックオリフィス(C)よりも流動抵抗の小さいアイドルオリフィス(D)が開設され、前記ダイアフラム(7)の内周部(7c)が前記隔壁(8)における前記第一液室(A)と反対側の面に嵌着された内周支持環(72)を介して前記アイドルオリフィス(D)に対向配置されてなることを特徴とする液体封入式マウント。
IPC (2件):
F16F 13/18 ,  B60K 5/12
FI (2件):
F16F 13/00 620 R ,  B60K 5/12 F
引用特許:
出願人引用 (5件)
  • 特開昭62-220732
  • 液圧緩衝式ゴムマウント
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平4-216006   出願人:カール・フロイデンベルク
  • 液体封入式マウント
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平6-332166   出願人:エヌ・オー・ケー・メグラスティック株式会社
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審査官引用 (5件)
  • 特開昭62-220732
  • 液圧緩衝式ゴムマウント
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平4-216006   出願人:カール・フロイデンベルク
  • 液体封入式マウント
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平6-332166   出願人:エヌ・オー・ケー・メグラスティック株式会社
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