特許
J-GLOBAL ID:200903048148217090

航海支援装置及び航海支援システム

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (2件): 鈴木 市郎 ,  武 顕次郎
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2002-335436
公開番号(公開出願番号):特開2004-170204
出願日: 2002年11月19日
公開日(公表日): 2004年06月17日
要約:
【課題】自船の位置を,潜水状態においても,行動範囲が限定されることなく且つ海潮流等の外力の影響による誤差を最小化し,高精度に計算すること。【解決手段】水深データ照合処理部と,データマップデータベースと,測深データベースと,測深データ管理部と,自船位置計算処理部から構成される航海支援装置であって,水深データ照合処理部は,自船位置計算処理部から得た自船基準位置と自船速力及び自船針路のデータと,予め記憶している海潮流の外力成分の初期値を用いて,慣性航法船位を算出し,この慣性航法船位と自船基準位置を用いて,慣性航法船位を緯度経度位置に変換し,測深データベースに記憶されている海面から海底深度までの距離と,データマップデータベースに記憶されているメッシュ水深データマップに登録されている前記緯度経度位置の水深データとの差分が最小化されるような外力成分を最適化手法により算出し,算出した外力成分を用いて,補正後の自船位置を算出して自船位置計算処理部にフィードバックする。【選択図】 図2
請求項(抜粋):
水深データ照合処理部と,データマップデータベースと,測深データベースと,測深データ管理部と,自船位置計算処理部から構成される航海支援装置であって, 自船位置計算処理部は,浮上時は,ログ速力計から得られる自船速力Mo及びジャイロ針路計から得られる自船針路Coのデータに基づいて,自船位置を計算処理し,GPSロランオメガ受信機からの緯度と経度からなる測位データに基づき自船基準位置を補正し,潜水時は,自船基準位置(xo0,yo0)と自船速力Mo及び自船針路Coのデータを水深データ照合処理部に出力し, 測深データ管理部は,潜水時に逐次,深度計及び測深儀から得た自船深度Ho及び海底深度yと,その計測時の自船位置(Xo,Yo)=(緯度,経度)を自船位置計算処理部から得て,海面から海底深度までの距離Hon+ynを測深データベースに格納し, 水深データ照合処理部は,自船位置計算処理部から得た自船基準位置(xo0,yo0)と自船速力Mo及び自船針路Coのデータと,予め記憶している海潮流の外力成分(ε,δ)の初期値を用いて,慣性航法船位(xon,yon)を算出し,この慣性航法船位(xon,yon)と自船基準位置(xo0,yo0)を用いて,慣性航法船位(xon,yon)を緯度経度位置(latn,longn)に変換し,測深データベースに記憶されている海面から海底深度までの距離Hon+ynと,データマップデータベースに記憶されているメッシュ水深データマップに登録されている前記緯度経度位置(latn,longn)の水深データとの差分が最小化されるような外力成分(ε,δ)を最適化手法により算出し,算出した外力成分(ε,δ)を用いて,補正後の自船位置(xon,yon)を算出して自船位置計算処理部にフィードバックする, ことを特徴とする航海支援装置。
IPC (4件):
G01C21/20 ,  B63B49/00 ,  B63G8/14 ,  G08G3/00
FI (4件):
G01C21/20 ,  B63B49/00 Z ,  B63G8/14 ,  G08G3/00 A
Fターム (19件):
2F029AA04 ,  2F029AB03 ,  2F029AB07 ,  2F029AB09 ,  2F029AC03 ,  2F029AC08 ,  2F029AC14 ,  2F029AC19 ,  2F029AC20 ,  2F029AD03 ,  2F029AD05 ,  5H180AA25 ,  5H180CC30 ,  5H180FF04 ,  5H180FF05 ,  5H180FF07 ,  5H180FF17 ,  5H180FF23 ,  5H180FF27
引用特許:
出願人引用 (6件)
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審査官引用 (6件)
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