特許
J-GLOBAL ID:200903048170030441

無線通信方法並びに変調装置及び復調装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 松浦 兼行
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2005-298702
公開番号(公開出願番号):特開2007-110386
出願日: 2005年10月13日
公開日(公表日): 2007年04月26日
要約:
【課題】従来のQAM信号の送受信システムでは、急激に変化するフェージング等に対して十分に追従することができず、受信したQAM信号のレベルを安定に制御することができない。【解決手段】フレーム付加器11はユーザデータに周期的にフレームデータを付加する。フレームデータは、送受信されるQAM信号の信号点配置図における四隅の点となるようなデータが複数シンボル分からなる。シンボル点抽出回路43は、シンボルレートに対して8倍のサンプリングレートで入力されるデータ列のうち、フレームデータが既知であることを利用して相関をとることにより、何番目のデータ列がシンボル点であるかを判定してシンボル点の抽出をする。ALC回路44は、シンボル点の各データの絶対値の平均値を算出し、その平均値に基づいてI信号とQ信号それぞれのシンボル間の閾値を求める。【選択図】図1
請求項(抜粋):
ユーザデータを直交振幅変調して得た直交振幅変調波信号を無線送信し、無線送信された前記直交振幅変調波信号を受信して直交復調する無線通信方法において、 前記ユーザデータに、前記直交振幅変調波信号の信号点配置図において予め定めた複数の信号点の複数のシンボルデータからなるフレームデータを一定周期で付加する第1のステップと、 前記フレームデータが付加された前記ユーザデータを、シンボルデータのI信号とQ信号に変換する第2のステップと、 前記I信号及びQ信号から前記直交振幅変調波信号を生成する第3のステップと、 生成された前記直交振幅変調波信号を無線送信する第4のステップと、 無線送信された前記直交振幅変調波信号を受信する第5のステップと、 受信した前記直交振幅変調波信号を直交復調して復調I信号と復調Q信号を得る第6のステップと、 前記復調I信号又は前記復調Q信号に付加された前記フレームデータからシンボル点を抽出する第7のステップと、 前記第7のステップで抽出したシンボル点に基づいて、一定周期に付加されている複数のシンボル点の絶対値の平均値を計算し、その平均値に基づいて前記復調I信号と復調Q信号の閾値を算出する第8のステップと、 前記閾値を用いて前記復調I信号と復調Q信号をシンボルデータからビットデータに変換して前記ユーザデータを復調する第9のステップと を含むことを特徴とする無線通信方法。
IPC (2件):
H04L 27/34 ,  H04L 27/38
FI (2件):
H04L27/00 E ,  H04L27/00 G
Fターム (5件):
5K004AA08 ,  5K004JA02 ,  5K004JA03 ,  5K004JE03 ,  5K004JG01
引用特許:
出願人引用 (2件) 審査官引用 (2件)

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