特許
J-GLOBAL ID:200903048184375239

永久磁石同期電動機の制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 松崎 清
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-104318
公開番号(公開出願番号):特開平11-299297
出願日: 1998年04月15日
公開日(公表日): 1999年10月29日
要約:
【要約】【課題】 トルク精度を損なうことなく弱め磁束電流を低減し、インバータや電動機の損失,機器の電流定格値を下げる。【解決手段】 コンバータ1,インバータ2を介して駆動される永久磁石電動機(PM)4を制御装置7にて弱め磁束制御するときは、トルク演算器712にて演算されるトルク推定値を、その指令値とともに負荷角調節器710に入力して負荷角指令値δ2 を求め、これとPM4の電圧の大きさ指令値Vとから、インバータ2で出力するためのゲートパルス信号をPWM演算器706で生成することにより、トルク精度を低下させることなく弱め磁束電流を低減させる。
請求項(抜粋):
回転子に永久磁石を用いた永久磁石同期電動機と、この電動機に電力を供給する電力変換器と、この電力変換器を制御する制御装置と、前記電動機のトルク指令値から電動機の電流指令値を求める電流指令演算手段と、この電流指令値と電流検出値とから電動機の電圧指令値を求める電圧指令演算手段と、この電圧指令値を電圧の大きさ指令値と負荷角に相当する第1の負荷角指令値で示される極座標形式の電圧指令ベクトルに変換する変換手段とを備えた永久磁石同期電動機の制御装置において、前記電圧の大きさ指令値の上限を設定する電圧制限手段と、電動機のトルクを演算するトルク演算手段と、トルク指令値に対しトルク演算手段にて求めたトルク演算値をフィードバックして第2の負荷角指令値を求める負荷角指令値演算手段と、前記電圧の大きさ指令値が電圧制限手段によって制限されたときは、前記変換手段に対し、第1の負荷角指令値に代えて第2の負荷角指令値から電圧指令ベクトルを演算するように切り換える切換手段とを設けたことを特徴とする永久磁石同期電動機の制御装置。
引用特許:
審査官引用 (2件)

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