特許
J-GLOBAL ID:200903048205090175

内燃機関の排ガス浄化装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 碓氷 裕彦
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-285083
公開番号(公開出願番号):特開平10-082316
出願日: 1996年06月28日
公開日(公表日): 1998年03月31日
要約:
【要約】【課題】 触媒に供給する炭化水素(HC)の量を実際の触媒温度分布を考慮して設定することで、窒素酸化物浄化率と燃費の双方を向上させる。【解決手段】 エンジン回転数センサ14により検出したエンジン11の運転状態に基づいて排ガス中の窒素酸化物量を算出すると共に、触媒16上流側の排ガス温度と触媒16下流側の排ガス温度の双方を検出して、そのうちの一方を触媒代表温度として選択する。そして、触媒代表温度と排ガス中の窒素酸化物量とに基づいて基本炭化水素供給量を算出し、その基本炭化水素供給量に基づいてポンプ20を制御する。これにより、触媒温度分布状態と触媒代表温度との差が少なくなり、基本炭化水素供給量の算出精度を従来より向上することができる。よって、実際の触媒の温度分布に対してHC供給量が多すぎたり、少なすぎたりする状態が起こりにくくなり、窒素酸化物浄化率と燃費の双方が向上される。
請求項(抜粋):
内燃機関の排ガス通路に設置された排ガス浄化用の触媒と、前記触媒に窒素酸化物の還元剤として炭化水素を供給する炭化水素供給手段と、触媒上流側の排ガス温度を検出する手段と、触媒下流側の排ガス温度を検出する手段と、機関運転状態を検出する機関運転状態検出手段と、前記機関運転状態に基づいて排ガス中の窒素酸化物量を算出する手段と、前記触媒上流側の排ガス温度と前記触媒下流側の排ガス温度のいずれか一方を触媒代表温度として選択する触媒代表温度選択手段と、前記触媒代表温度と前記排ガス中の窒素酸化物量とに基づいて基本炭化水素供給量を算出する手段と、前記基本炭化水素供給量に基づいて前記炭化水素供給手段を制御する手段とを備えていることを特徴とする内燃機関の排ガス浄化装置。
IPC (4件):
F01N 3/36 ZAB ,  F01N 3/36 ,  F01N 3/08 ZAB ,  F01N 7/00
FI (4件):
F01N 3/36 ZAB B ,  F01N 3/36 R ,  F01N 3/08 ZAB G ,  F01N 7/00 A
引用特許:
出願人引用 (4件)
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審査官引用 (3件)

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