特許
J-GLOBAL ID:200903048307046570

吸収式冷凍機の真空保持装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 石黒 健二
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-072063
公開番号(公開出願番号):特開2001-263875
出願日: 2000年03月15日
公開日(公表日): 2001年09月26日
要約:
【要約】【課題】 吸収式冷凍サイクル2内で発生した不凝縮ガスは、不凝縮ガスタンク31の内部に蓄えられるが、メンテナンスによって不凝縮ガスタンク31内の不凝縮ガスを定期的に排出する必要がある。【解決手段】 不凝縮ガスタンク31内に溜まった不凝縮ガスを排出するガス排出装置は、溶液ポンプ16の圧送する吸収液を不凝縮ガスタンク31内へ導く吸収液タンク供給管40と、この吸収液タンク供給管40を開閉する第1電磁弁41と、不凝縮ガスタンク31内の不凝縮ガスを大気中に排出するガス排出管42と、このガス排出管42に設けられた吸収液漏れ防止用逆止弁43と、ガス排出管42を開閉する第2電磁弁44とを備え、吸収液によって不凝縮ガスタンク31内を上昇させ、不凝縮ガスを不凝縮ガスタンク31の外部へ排出するように設けられている。不凝縮ガスタンク31内部の不凝縮ガスが、ガス排出装置の定期的な作動によって自動的に排出されるため、吸収式冷凍サイクル2内の真空度を長期に亘って保持することができる。
請求項(抜粋):
a)吸収液を加熱させる加熱手段と、b)この加熱手段で吸収液を加熱することによって吸収液の一部を気化させる再生器、この再生器で発生した気化冷媒を冷却して液化する凝縮器、この凝縮器で液化した液化冷媒を低圧下で蒸発させる蒸発器、この蒸発器で蒸発した気化冷媒を吸収液に吸収させる吸収器、この吸収器内の吸収液を前記再生器へ圧送する溶液ポンプを具備する吸収式冷凍サイクルと、c)不凝縮ガスを蓄える不凝縮ガスタンクと、d)前記吸収式冷凍サイクル内の不凝縮ガスを前記不凝縮ガスタンクへ導く抽気手段と、e)前記溶液ポンプの圧送する吸収液を前記不凝縮ガスタンク内へ導き、前記不凝縮ガスタンクの内圧を吸収液によって上昇させるタンク圧上昇手段と、f)前記不凝縮ガスタンクに接続され、前記タンク圧上昇手段によって前記不凝縮ガスタンクの内圧が上昇した際に、前記不凝縮ガスタンク内の上部の不凝縮ガスを前記不凝縮ガスタンクの外部へ排出するガス排出手段と、を具備する吸収式冷凍機の真空保持装置。
引用特許:
審査官引用 (13件)
  • 吸収冷凍機の抽気装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平6-236062   出願人:株式会社荏原製作所
  • 特開平4-184053
  • 特開平3-225167
全件表示

前のページに戻る