特許
J-GLOBAL ID:200903048315062460

振動型角速度センサ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 菅原 正倫
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2004-174688
公開番号(公開出願番号):特開2005-351820
出願日: 2004年06月11日
公開日(公表日): 2005年12月22日
要約:
【課題】 振動駆動波形を昇圧回路の昇圧クロック信号に流用しつつも、同じ振動駆動波形を用いた角速度信号の同期検波処理へのノイズ重畳の影響を効果的に軽減できる振動型角速度センサを提供する。【解決手段】 昇圧クロック信号生成部6kが、予め定められた昇圧回路4の昇圧クロック信号を振動子の振動駆動波形に基づいて、検波クロック信号と同一周波数の信号として生成する。昇圧クロック信号生成部6kは昇圧クロック信号を、検波クロック信号に対し所定角度遅延ないし進角させて出力させる位相変換手段6aを有するので、昇圧クロック信号によるノイズが検波クロック信号発生のための正弦波信号に仮に重畳しても、そのノイズエッジが検波クロック信号の変化エッジとは異なる位置に現れるので、検波クロック信号にチャタリング等が生じにくくなり、角速度信号の検波精度を向上させることができる。【選択図】 図1
請求項(抜粋):
予め定められた基準方向に振動する振動子と、 該振動子を一定振動数にて駆動する振動駆動部と、 前記振動子に角速度が加わるに伴い、前記基準方向と交差するように定められた角速度検出方向への被検出振動成分を検出し、該被検出振動成分に基づいて角速度検出波形を生成する角速度検出波形生成部と、 前記振動子の振動波形を用いて検波クロック信号を生成する検波クロック信号生成部と、 前記検波クロック信号を用いて、前記角速度検出波形から前記振動子の振動波形に対応した周波数の信号波形成分を同期検波する同期検波部と、 予め定められた昇圧回路の昇圧クロック信号を前記振動子の前記振動波形に基づき、前記検波クロック信号と同一周波数の信号として生成するとともに、該昇圧クロック信号を、前記検波クロック信号に対し所定角度遅延ないし進角させて出力させる位相変換手段を有した昇圧クロック信号生成部と、 を有することを特徴とする振動型角速度センサ。
IPC (2件):
G01C19/56 ,  G01P9/04
FI (2件):
G01C19/56 ,  G01P9/04
Fターム (5件):
2F105BB03 ,  2F105CC04 ,  2F105CD03 ,  2F105CD07 ,  2F105CD11
引用特許:
出願人引用 (1件) 審査官引用 (4件)
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